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薪ストーブ廃熱利用プロジェクト その12

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150mmφの本管に直接穴を開けて、そこに75mmの管を繋ぐ方法もあるが、狭い縁の下で加工するのはちょっと不可能だ。

そこで、予めy字管を作っておいて、本管の一部を切り取ってすげ替えるという作戦でいくことにした。

y字管は以前150mmφのものがあったので、それで分岐したあとレジューサーで直径を縮めてやろうと思ったが、ホームセンターに行ったら100mmφのy字管しかない。

無ければしょうがない、自分で作るしか無い。まず、150mmのボイド管に先週買った自在錐で穴を開けた。
 

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 話はちょっと脱線するが、y字管でなくt字管では何故いけないかという問題もある。ベルヌーイの定理で負圧が働くのではないかという考えもあるが、ベルヌーイの定理に関しては面白いページを発見したのでリンクを貼っておく。
閑話休題。

150mmφのボイド管に75mmφのvu管を挿入してシーラーで隙間を塞ぐ。ボイド管の両脇は金属のカップリング{赤矢印)で本管に繋ぐ。一方、75mmφのvu管もカップリング(青矢印)で繋ぐ(画面左上のほうに自在錐で切り取ったボイド管の一部が転がってますね)。

 

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vu管は尖端がボイド管の内壁に接するくらい深く挿入し、矢印の部分を接着剤で固定してぐらつかないようにしている。

 

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 縁の下でボイド管の断熱材を剥がして、悪戦苦闘してy字管を入れたとこだ(赤矢印から赤矢印の部分)。

 

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2m以上もあるvu管をy字管に繋ぐのは苦労したが、何とかうまく収まった。吹き出し口の方は写真を撮るのを忘れたが、90度の継ぎ手でつないでいる。

あとは吹き出し口にシャッターをつけるだけだ。

 

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2015年01月19日 09:12に投稿されたエントリーのページです。

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