あれっ、モッコウバラに竹箒の先端が引っかかっているのかと思ったら、ナナフシ?という忍者が息をひそめていた。擬態というやつだ。よくもまあ竹箒に似せて身を隠したものですね。
日本にはナナフシモドキというのも含めて18種類もいるそうだが、本州で見られるのは主に4種類。どうやらナナフシモドキのようだ。
脚が4本しかないのかと思ってモッコウバラをどけてみたら・・・・・・
結構逃げ足が速くて、ピンボケ写真となってしまった。長い触覚かと思ったのは実は前脚だったのだ。
捕まりそうになると、自割といって脚を切って逃げる荒業もこなす。トカゲの自切と同じで、若い幼虫では少しづつ再生するとのことだが、さて、このナナフシ君は若者かお年寄りか、どちらなんだろう。
ナナフシの写真を見ると黄緑色のものもいるが、このナナフシ君もそのうち脱皮して夏の衣装に着替えるのであろうか。