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木製ファイル・キャビネット その3

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ここ1週間オーストラリアの友人が来ていてブログを更新する暇がなかった。

さて、キャビネットの引き出しが出来たので、キャビネット本体の製作にかかる。
普通は本体から作っていくのだが、今回Lampスライドレール8400シリーズというのを初めて使うので、念のため引き出しの方から作り始めたのである。

本体は24mm厚のシナランバーコアを使う。机の天板に使っていたもの1枚から、高さ700mm 幅416mm 奥行き700mmの本体が丁度ひとつできるように木取りした。
底面を桟だけで済ませたのは、全体の重量を軽くするためと、板を経済的に使うためだ。

それにしても、24mm厚のシナランバーコアというのはやたら重いですね。新しく買う場合はホームセンターで大体切ってもらうのだが、今回は3尺X6尺の板をテーブルソーで切ったので取り回しに相当苦労した

 

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板の継ぎ手は、底面はポケットホール、上面はlock jointもどきを使っている。 

 

 

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「lock jointもどき」というのは、あとでedge bandingをするので、ちょっと変形しているからだ。 

 

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  これが実際の「lock jointもどき」の部分。「lock jointもどき」の左側にはedge bandingとの不連続面を強調するため更にスリットを切っている。

 

 

スライドレールの取り付け方は、こちらのビデオを参考にした。

 

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途中経過は随分撮り忘れていて、もういきなり塗装部分です。 

 

 

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 フロントパネルもエッジバンディングをして木端が見えないようにした。最初は接着剤を塗ってからこのようにクランプを使って固定していたが、以前紹介したスコッチの荷造りテープを使う方法に変更。この方が手軽で便利だった。

  

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そのフロントパネルをダクトテープをループにして仮止めしてから、内側からビスで止める。 

 

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取っ手は、外側から穴を開けておいて内側から固定。 

 

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いよいよ完成です。一番右のスチール製のファイルキャビネットにビニールシートを貼ったものよりも、やはり木製のファイルキャビネットの方が落ち着いていますね。

 

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2016年03月21日 09:56に投稿されたエントリーのページです。

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