いつも薪割りでお世話になっている果樹園の友人が、太陽光発電の施設を自作したというので見せてもらった。
トラクターなどの作業車のガレージの屋根と温室の屋根の一部にソーラーパネルを240枚とりつけたとのこと。去年、台風の時にソーラーパネルが飛ばされる事故が結構あったので、パネルを支える支柱はコンクリを打って相当しっかりと固定してある。
パネルは1枚20kg近くあったので、高所作業車で持ち上げてほとんど1人で設置できたそうだ。果樹園なので高所作業車まで持ってるんですね。
発電した電気は200Vまで昇圧して、100%売電。
配電盤を覗くと50Aのブレーカーが5個並んでいる。
一般家庭で、ソーラーパネルを20枚並べるとシステム容量は、0.25kWx20=5kw
ここのシステム容量は0.25kwx240=60kw 余裕をみて50kwにしているとのこと。
まあ、一般家庭10軒分の電気がまかなえるわけだ。
配電盤でみても200Vx50Ax5=50kwと帳尻があってますね。
およそ1000万円投資したが2年くらいで元がとれるそうだ。
群馬県は山梨県、高知県についで日照量が多いので、ソフトバンクのメガソーラー施設もあるし、最近、ちょっと空き地があるとソーラーパネルが林立することになる。これだけ太陽光発電が盛んになったのだから、原発なんか無くたって十分やっていけるのではないだろうか。