薪割りの鉈を酷使したせいか、柄の部分が折れてしまった(矢印)。エポキシで修復したが、ちょっと力を入れると刃がとれてしまうので、柄をすげ替えることにした。
参考にしたのは、このビデオ。うーむ、皮の三つ編みまでやってしまうとは、驚きだ。
最初にビデオを見ればよかったのだが、鉈の刃の根元の金輪に目がいってしまったので、まずは木工旋盤でその部分を金輪の直径に合わせて削った。
鉈の刃の取り付けは、今まで通り柄の一部に切り込みを入れるか、ビデオのように柄を半分にして貼り合わせるか迷ったが、後者にすることにする。
テーブルソーだとちょっと危なそうなので、バンドソーで何とか半分にリッピング。
鉈の刃の根元部分は段々薄くなっているので、ルーターで削るわけにもいかない。それにこんな細い柄に、トリマーは持っていないのでルーターを当てたら危険だ。
手持ちの道具としては、丸ノミもなく彫刻刀くらいしかないので、それで何とか溝を削りました。下の黒い部分は反対側に溝を転写しようと思って墨を塗ったのだが、うまくいかなかった。結局トレペに転写して、反対側も削った。
柄に使った角材は手すりの支持に使ったものと同じケヤキで、硬いのなんの......
まあ、何とか刃の部分をサンドイッチして、エポキシで硬めた。
さて、来週は柄の部分を少し削ってきれいにしよう。三つ編みの革紐まではいかないが......