実際に木材の水分を計ってみた。
上から、20年以上乾燥させたケヤキ、2年乾燥させたコナラ(不明)?、1年乾燥させたサクラ。大体、中央部分で割った側と樹皮側とを計測。
ケヤキは両面とも固くて針がほとんど入らず、0〜1%。
コナラ(不明)? 割った側12% 樹皮側16%。
サクラ 割った側5% 樹皮側 19%。
以上のように、樹皮側が割った側に比べて結構水分が高く、これは乾燥が進むに連れて樹皮側と割った側の差が少なくなっていくのが分かる。
薪を割るときに樹皮を剥いでしまう人もいるが、確かにこうやって測ってみると案外理にかなっているのかもしれないなあ。
ただし、樹皮は結構油脂分が多いので良く燃えることも確かだ。まあ、樹脂は剥がしてとっておくというのも一つの方法だろう。