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歯車式 box(finger) joint ジグ その3

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巾70mm/長さ800mm/厚さ36mmなんて板を結構使っているので、パーツを切り出すのが大変だ。Beフロアの板も尽きてしまったので、18mm厚の合板を貼り合わせて使うかなあとも思ったのだが、途中で30mm厚にするという指示もあるので却下。

結局、38mm厚のspfのツーバイ材を使うことにした。2mm厚さを縮めなければならないが、プレイナーを持っていないので、テーブルソーで削る。70mmも一遍で削るのは、モーターに結構負担がかかるので、何回かに分けて削った(写真左)。


ツーバイ材はまだ柔らかくて、整形が楽だったが、問題は堅木のほう。カエデの代わりにケヤキ(写真右)を使ったが、こちらは40mm厚の板をリッピングするのも大変で、なかなか一遍では切れない。

もっと大変なのは、40mm厚の板を18mm厚に整形すること。おまけに、60度でカットするというのもある。
そんな訳で、パーツを切り出すだけで1日かかってしまった。

 

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真ん中のボックスは、四隅に切れ込みを入れて、埋め木で補強。これはmiter splineと呼ばれていて、額縁の補強などに使われていますね。接着剤がはみ出して美しくないが、今週はここまでで、時間切れ。う〜む、なかなか先は長いぞ!

 

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2017年07月10日 09:16に投稿されたエントリーのページです。

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