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歯車式 box(finger) joint ジグ その4

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他人が考えたプランというのは、新しい発見も多いのだが、普段慣れないことをやるのでなかなか大変だ。

これは22mmφのボールベアリングを固定する穴(矢印)をあけるのだが、手前から半分くらい22mmφの穴を開けて、その先は20mmφの穴を開ける。こうすると、ベアリングが向こう側に抜けにくくなるわけだ。

穴を開けるのにはフォスナービットを使うのだが、22mmと20mmの2種類を必要とするし、垂直に開けるにはボール盤が必携である。

フォスナービットは、amazonでもモノタロウでも1500円くらいするが、近所のカインズでは590円で売っていて、何だかすごく得をしたような気分になりましたね。

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お次の難題は中心のフレームの側面に30度のノッチ(矢印)を切るというもの。
作者のテーブルソーの刃は送りの方向に対して右側に倒れるので、難なくこなしていたが、私のテーブルソーは左側にしか倒れないのでハタと困ってしまった。テーブルソーの刃は普通送り方向の左側に倒れると思うのだが・・・・・・

 

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フェンスのスロットが丁度フレームの真ん中あたりだから、フェンスも使えない。しょうがないので、テーブルの端にツーバイ材の仮のフェンスをクランプで止めた。

 

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フェンスの位置はツーバイ材にノッチを切って(矢印)調整するしかないので、微調整が大変だ。

ジグを作るのにこんなに手間取っていたら本末転倒なのだが、しょうがない。

 

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2017年07月18日 09:19に投稿されたエントリーのページです。

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