以前シェイカー風踏み台というのを作ったが、今回はその一部を改良してもっと簡単な踏み台を作ることにする。
実は今まで一月もかけてフィンガージョイント・ジグを作ってきたのは、これをやりたかったためである。
材料は埴 沙萠先生のところからもらってきた材木。クリ、スギ、ケヤキを混ぜて使う。厚さが30mm近くあるので、バンドソーでリソーして18mmの厚さにする。以前、薪用の丸太を大分挽いたので、何だか3/4インチの刃が切れなくて大分苦労しました。
そんな訳で肝心のリソーした板の写真を撮り忘れ。
ぶっつけ本番でフィンガージョイントを作るのはちょっと危ないので、まずはテストピースで12mmのフィンガージョイントを作る。
このジグの良いところは、ちょっとキツめ場合、もう一度やり直しがきく点である。そうでないと、失敗したテストピースの山ができてしまう。
接着剤をつけずに仮組みしたところ。
フィンガージョイントは、このようにキレイにきまりました。
天板は木裏を表にしたかったのだが、ちょっと逆に反り気味なので、木表を上にした。合板でなく一枚板でものを作るときは、木目を見ても逆に反っていることもあるのでむずかしいなあ。