まずは、水研ぎ器の砥石が中心部の方が高くなっているので、修正砥石で面直しをして平らにする。
一方、ジグの方はsketchupで設計したものを、実際に使用した結果を反映させながら修正していく。角度調整用と刃物固定用のボルトは蝶ネジが無かったので、ナットで止めています。
これはジグを底面から見た写真である。
一番の修正点は、刃の位置が下過ぎたので、9mm厚のベニアを底部に足して嵩上げしたこと。
刃物を一箇所に固定して研ぐと、その部分だけ砥石が減ってしまうので、ジグを移動させながら研ぐ必要がある。その時、嵩上げした部分が砥石の邪魔にならないように、斜めにカットしてある。
また、刃物を固定するアルミの押さえは、最初もっと先端部分に付けたのだが、両脇にある固定ボルトが砥石に当たるので、2cmほど後退させた。
ノミを研いだ結果である。25度で研いだあと、先端だけ30度で研いで角度をつけてある。ノミの固定の仕方が良くなかったので、ちょっと斜めになっているが、これは注意してやれば修正できる。
ホームセンターで買った安いノミでも、ちゃんと研げばかなり切れるようになりますね。
カンナの刃も、25度と30度でキレイに研げた。このジグはなかなか調子が良い。
来週は、蝶ネジを使えるように、刃物固定台をもう少し巾を広げるように改良するつもりだ。また、包丁用のジグも考えてみよう。