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包丁の柄のすげかえ

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愛用のヘンケルの包丁の柄がとれてしまったので、すげかえることにした。
ヘンケルってドイツ製かと思ったら日本で作っているんですね。名前もヘンケルスと「ス」がついている。

 

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  ケヤキの板を1cm厚に切って、両面テープで貼り合わせる。

さて、第一の問題は包丁の鉄板に開いている穴に、どうやってピタリと合った穴を開けるかである。ポンチを打って開けても、わずかにずれたりする。

 

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  そこで、包丁の柄の穴を型紙にして、ボール盤で手回しで穴を開けました。電動で穴を開けると、何かの拍子で包丁がすっ飛んできたら怖いからです。穴の大きさは4mmより少し小さかったので、リーマーで4mmまで拡げておく。

 

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続いて、バンドソーでカーブに沿って大まかに切り抜く。 

 

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  ベルトサンダーで磨いたところである。
次の問題は2枚の柄の板をどうやって固定するかである。プロはリベットでやっているが、使ったことがないので却下。6mmのダボを使うという手もあるが、4mmの穴を6mm に拡げるのは大変そう。

結局4mmのネジとナットで固定することにして、面取りカッタービットで皿ネジの頭が埋まるように削る。もう一方のナット側は面取りカッタービットで削ったあと、彫刻刀で削りました。

ネジは近所のコメリに皿ネジがなかったので、amazonでトラスコの長さ25mmのM4ステンレスネジを購入。3本しか使わないのに75本も来ちゃって困りますね。 

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ナットから飛び出ていたネジの部分は、ディスクグラインダーにダイアモンドカッターの刃をつけてカットしようかと思ったが、ベルトサンダーで簡単に削ることができた。2枚の木の柄と包丁の柄をエポキシで貼り合わせる。

 

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柄にアマニ油(メルドスハードオイル)を塗って、めでたく完成しました。

 

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2021年10月16日 08:45に投稿されたエントリーのページです。

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