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コムラサキシキブ

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紫式部という優雅な名前?をもった植物がある。クマツヅラ科の落葉低木で、日本各地の林などに自生し高さが3mにもなるという。園芸店でムラサキシキブとして売られているのはコムラサキシキブというムラサキシキブとは別種で、もっと小ぶりのものだ。
我が家のムラサキシキブも、園芸店で買ったものだし「葉の先端半分にだけ鋸歯」があるという特徴からコムラサキシキブだ。

普通は6月頃に花を咲かせるようであるが、我が家のコムラサキは去年移植したせいか9月10日くらいにピンクの小さな花を咲かせていた。

 

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10月あたまには緑色の実がわずかに紫色になってきた。

 

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そして10月末、その実は艶やかな紫色にと変わった。ムラサキシキブの名の由来もこの紫色からきているようだ。

 

コメント (2)

埴 沙萠:

植物図鑑では、コムラサキシキブというのは、ありませんね、
コムラサキ。または、コシキブ。ですね。
この、コムラサキの特徴は、果実のかたまりの果柄が、葉腋から離れて、
ちょっと上に着く(対生葉の葉腋と、上の対生葉の葉腋との中間につく)こと、
そして、花の萼(果実のヘタ)が、お椀型です。

ムラサキシキブの、果柄は、葉の腋についています。
そして、ヘタは、5片になっていますが、各片は、円形で尖っていません。

ヤブムラサキのヘタは、尖った5片に分かれていて、毛が生えています。

オオムラサキシキブのヘタは、お椀型ですが、小さくて縁に毛が生えています。暖地性で、群馬北部には生えていないようです。

yum:

埴 沙萠 先生

ご教示ありがとうございます。
勉強不足がバレバレでお恥ずかしいことです。

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2011年11月02日 09:23に投稿されたエントリーのページです。

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