初手は大神楽、親子三代(じゃあないかも知れませんが)の、年かさの和楽さんがもっぱら説明進行係で、親父の小楽と素直な息子風の和助が、伝統芸をみせてくれ、これって結構和むんですよ
ニューマリオネットは、お馴染みの「花笠音頭」他、「カルメンと闘牛」と続いて、毎年同じ(ように見えるんですが)これが不思議と飽きないンですよね。
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風車さんは「悋気の独楽」元気の見本でした。
今回一番印象に残ったのが、市馬さんの「片棒」でした。ノドが好いところで『木遣り』、のっけから噺に引きづり込んで『屋台』の打ち込み、『鎌倉』、『聖天』では浮き立つような祭りの賑やかさで、会場が大爆笑。そのあとの出番だった馬風さんの演りにくそうな顔が印象的で、何のネタだったか忘れてしまっ・・ああッ「新・会長への道」だった。市馬さんの後では、いくらなんでもあの、美空ひばりは出にくいよなぁ。 |