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唐茄子屋政談

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唐茄子・ニホンカボチャの別名。十六世紀にポルトガル船によって渡来した。そのときカンボジアで生まれたと伝わり、カボチャに転じた。

土堤八丁・荒川の防水堤として元和六年(1620)に作られた。浅草聖天町から下谷箕輪まで十三丁あり、聖天町から衣紋坂まで八丁あったところから付いた。

 

土堤にはよしず張りの屋台が並んでいます。焼き団子、枝豆、西瓜、焼きもろこしなどがある休憩所でした。見ン物左エ門をあてにする土手の茶屋。とぼるまで西瓜を喰って待ち合わせ、などの川柳があります。

衣紋坂・花魁に会うという期待で思わず衣紋を直したことから名付けられました。描き手はヤボにできているせいか、そんな客は見あたりません。

見返り柳・帰り際に大門を振り返り、薄墨に書く玉章(たまずさ)を思いして・・・
雁鳴きわたるゥ、宵やァみにィ、月影ェならでェ、主さァんにィ・・・って、何のことだか分かりません。

 

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2008年05月06日 15:31に投稿されたエントリーのページです。

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