初めの頃の作業療法では左手の指のマッサージがひたすら続く日々でした。
理学療法は、軽いストレッチとしばらくは療法室内を軽く流して歩く程度だったと思います。
ある程度歩きに慣れて来た頃に、病院内の廊下を一回りする日が二ヶ月近く続き、200メートルくらいの短い距離でしたが、驚くほど一周するのに時間がかかったのを覚えています。
これは上の絵のように左半身を守るために、無意識に右に傾いて歩いていたのがガラスに移った自分の姿で分かり、つとめて矯正するように心がけていたのですが、これが難しかった。
退院して一年と二ヶ月現在の今、幾分かは矯正出来たと思いますが、まだ若干傾いて歩いているようです。
それと病後最初の冬がきて、左足裏が火傷をしたような痛みが現れたのには参りました。
夏が近づくにつれ、暖かくなっていつの間にかその痛みが消えたのは助かりましたが、この冬はまたあの痛みがやってくるのかと思うと憂鬱です。
何時になったら憂いなく気軽に歩けるようになるのか、ま、リハビリを含め普段の生活もなるべく動き回るように心がけ、怠ける時はあっても諦めずで、前進だけは続けるつもりなんですがね。