その大恩あるI先生がなかなか曲者で、学習能力薄い狸オヤジと見て取った私に、装具を着けないで強引に歩くとこうなるという写真を見せてくれたんですね。
麻痺側の左足が逆くの字になったもので、こうなると手術しか治る方法が無いとのこと。
これは効きました。・・・いや?効いたのかな。
この写真を見せられる前に、就寝時間前に病棟で装具を着けずに立って、ベッド脇で転倒事件(?)なるものが起きてしまいました。
これは夜具に着替える時に、私が看護士に無断でベッド脇に立って、パジャマをずりあげていたとき、無意識に左足が右足の前を滑って交差、結果尻餅をついたことが院内に知れ渡ったことが原因なのです。
幸い骨折もなく痛くもなかったんだが、隣のベッドのテラ氏の不必要な大声に、看護士が飛んできてパジャマを下げられ尻を晒され総点検されました。
こちとら尻餅を着いただけと必死に弁明をしたんですが、聞いてもらえずで、還暦過ぎのオヤジの尻を数人の若い女性看護士に晒されの、騒がなければなんのこたぁなかったんだ。
だいたい学生時代から、小さな声で(?)で話しているにもかかわらず、教師からテラ氏だけ注意される、と宣っていたこの声の大きい感情失禁の御仁が隣のベッドに居たのが身の災いだったんだ。
マしかし、いちいちナースコールを押して、看護士に確認を取ってもらうのも、入院生活に慣れてくると気が引けてくるものなのです。