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転失気の5

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7・つぎの ひ、いしゃが また しんさつに くると

「これから じまんの てんしきを おみせしますぞ。 さあ、 もってきなさい。」 と

おしょうは ちんねんを よびつけた。

これには いしゃも おどろいた。

はこばれてきた さかずきを みて

「はて? いしゃの あいだでは てんしきは おならのことですが、

おてらでは さかずきとは どういうわけで?」

8・だまされたと わかっても、

おしょうは いまさら ひっこみが つかない。

「この さかずきで おさけを のむと

いたずらぼうずたちに こごとが ぶーぶー でますのじゃ。」

コメント (2)

yum:

tsudaさま


ちゃんと不祝儀敷きになっているようですが、このお寺の畳の敷き方は意識してお描きになったのでしょうか。凄い!

コメントをありがとうございます。下絵のイメージが出来るととりあえずは資料で調べる癖をつけていますが、なにせ昔のことゆえ〈畳の敷き方〉まではどうだったか記憶にないのです。ご免なさい。で、横道発進?・脳出血後のダメージも最近は冷静に自己判断できるようになりました。ひとつは免疫力が驚くほど落ちたのを実感。ちょっとした油断で風邪を引いてしまいました。歩きも通常の3倍から5倍時間がかかり、日常生活はジャングルのナマケモノの動きと重なり、あれもこれもやりたい事ばかり思いが先行して、あ、今日も何も出来なかった!と、忸怩たる思いの毎日です。リハビリ日記は最近の出来事も混ぜて更新させてもらえればもうちょっとスムーズに更新できるかと思います。なにせ未だにメモが見あたらずなんです。

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2011年10月20日 12:12に投稿されたエントリーのページです。

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