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回復期リハビリ訓練・27 退院の3

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一時帰宅が許された7月初旬は、まだ自分の症状が冷静に理解出来ていなかった頃で、結構楽天的に自分を見ていました。

退院後の自宅改造相談で、風呂場とトイレは手すりが必要なのは納得出来ましたが、風呂場の転倒を危ぶんだ看護師やケア・マネージャーさんたちベテラン指導者の勧めで、風呂場の浴槽内に椅子と滑り止めマットを、湯船に浸かるときだけ使うことになり、簀の子は滑りやすく危険ということで使わないことになりました。

退院していざ風呂に入って分かったことは、入浴は注意さえ怠らなければなんとか一人でこなせたことでした。

それに食事の支度をしているカミさんをいちいち呼んで補助具やら浴槽内の装備を手伝ってもらう訳にもいかず、これは二ヶ月ほどで使わなくても以前のように自力で入れるように出来、時間はたっぷりかかりましたが満足感は達成でした。

この補助具二つは重量があって、狭い風呂場に一人で使うのは邪魔だったのも、かたづける間に体が冷えてしまうのも大きな理由でした。

 退院後、夏場から秋にかけて、風呂場にマットは危ないと、転倒を器具した皆さんの判断が正解だったのかは分かりません。

秋になり、入浴時に足裏に直接、簀の子を取ったタイルの冷えが伝わってきたのを我慢してしばらく続けていました。

この時のタイルの冷たさが足裏の冷えに繋がって、冬が始まった頃に足裏全体が火傷をしたような痛みが出たのは、この時が原因だったのかはまだ分かりません。

昨年の今は足裏の痛みで歩くのが大変で、それが春頃まで続きましたが、今年は足裏の冷えを第一に回避するようにしたので、まだ痛みは現れていないので助かっています。

しかし二年目の冬は始まったばかりなので、原因はまだ究明中ということになります。

上の絵はカボチャ親爺の不機嫌そうな寝姿。入院中は運動量が少ないせいか、皆さん便秘に苦しんでいました。

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2012年01月07日 15:32に投稿されたエントリーのページです。

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