(続き)証券会社の前の青春時代は、お茶の水の三省堂でアルバイトを約3年していたし、画学生時代もお茶の水の学校だったので、神田の古本街はマイホーム・タウンのようなもの。
試作品を抱えるとこの街に自然と足が向いていました。
最初に作品を持ち込んだは集英社。週刊プレイボーイ編集部が会ってくれることになりました。
編集部の(後々私をバックアップしてくれた大恩人の)山田和夫さんに見てもらうと、一枚漫画ではそれほど需要がないが、ファッション系イラストなら仕事があるとのこと。
とりあえず男性用の帽子をできるだけ種類を描いて、再度会ってもらえることになりました。