毎週一冊ずつ計100週、100冊で二年弱作り続けるには、対象物がよっぽど好きでなければ続きません。
またトータルした金額を考えれば、私には一遍で購入出来る額ではありませんでした。
ただし、鬱になって本格的な病気になり、入院か通院治療と、その間の時間のロスまで考えると、すんなり定期購入に踏み切れたんですね。
おかげで、このゆっくりした自己治療の方法で、鬱から逃れられたと思います。
子供の頃、貧乏職人の小せがれには、HOゲージの鉄道模型は高嶺の花どころか、それ以上の存在でした。私の育った環境も、保土ヶ谷操車場が目と鼻の先にあったので、蒸気機関車は頭の中に焼き付いていて身近な存在でした。
しかし、そこの操車場で働いていた蒸気機関車は、子供の目でも魅力的なフォルムではなかったのが難点でした。
上の写真は、C62の運転室にあるボイラーの焚き口です。