私の通うリハビリ訓練所(以降デイリハ)は代表者の相談員と看護士、それに介護士は5〜8人が対応してくれています。
60〜80歳代の難病や麻痺などの患者さんたちを介護する、理学療法士を兼ねる20〜30歳代の介護士の仕事量は半端ではありません。
午前と午後組それぞれ30人が定員とのことですが、天候や気圧の変化で休みが出たりで、たまには20人を割る日もあります。
で、その介護士の運転で、ドア・ツー・ドアの車の送迎、準備体操の後、日常使えなくなり、硬くなった関節を動かすスリング体操とマシンを使ったパワーリハビリを二手に分け、休憩の合間合間に水分補給を一人一人に促すなど、
後半は、体の自由が比較的利く患者が行う立位スリング体操、帰り近くに行う整理体操の管理雑用と、コマネズミのように動き廻ります。
中堅・ベテラン介護士さんたちの気配ひとつ見ても、気働きの行き届いた、一流のプロフェッショナルを感じさせてくれます。
なかには、認知症が進み、感情失禁の爆弾を抱えたお年寄りに注意(?)気配り等の対応、目が回るなんて表現では追いつきません。
で、仕事を終えても、小さい子供が待っているママさんもいて、それでも仕事中は笑顔を絶やさずなので、介護士の人たちには自然と頭を垂れてしまいます。