今から15年ほど前に、TBSラジオで大橋巨泉の「ジャズABC」という番組があった。
ジャズのスタンダードナンバーのタイトルのAから、名盤を巨泉さんがセレクトして紹介するというもので、『スターダスト』ではベニー・グッドマン・セクステッドやライオネル・ハンプトンなどの演奏の合間に説明が入って、作曲者のホーギー・カーマイケルが「ララミー牧場」のウィリー役で出演していたことを知った。
残念ながらわが家では、当時の大人気番組だった「ララミー牧場」は他のチャンネルに回されていたので、見たくとも後の祭りだった。
ビートルズが登場する前のアメリカで、ティーンエイジの女の子に人気があったのが「ハロー・メリー・ルー」や「トラベリンマン」「ティーンエイジ・アイドル」等のヒット曲があるリッキー・ネルソン。
ディズニーの「罠にかかったパパとママ』のなかで、主人公のヘイリー・ミルズが部屋の壁一面に写真を貼っている場面がありました。
そのリッキー一家がそのまま「陽気なネルソン」で日本にもテレビ放送されていた。
が、これも後の祭り番組だった。
後に西部劇の傑作ハワード・ホークス監督の「リオ・ブラボー」で、ディーン・マーチンと一緒に出演した映画で見る事が出来たので(中学生からの)ファンの一人として満足満足。でした。
ファンではなかったが、一瞬の光芒を放ったスターにトロイ・ドナヒューがいた。
テレビでは「サーフサイド6」で人気があったが、これも私には縁が無かった番組。
後に「パームスプリングスの週末」という映画で、「恋のパームスプリングス」と、歌も主役の座も手に入れ(そこそこ)ヒットしたが、この映画でもTV西部劇で人気があった「ブロンコ」のタイ・ハーディンがちょこっと顔を見せていました。