« スクラップ・スケッチ・・・64 | メイン | 66・無人島彫刻家? »

スクラップ・スケッチ・・・65

deskplan65.gif

(一枚漫画の)絵を描いて生活するという、とんでもない幻想に取り憑かれた人間は、貧乏神に取り憑かれた人生と、容易に想像が出来ます。

現在、世界的に有名になっているニッポンの「マンガ」とは、別物ってのがシャクですね。

自分の育った環境は、明治生まれの独裁者の職人を見てきたので、稼ぎは良かったらしいが、家族に収入を還元する思考が無い生活のなかで育ったので、貧乏に免疫になっていたのが悪かった。

で、気がつくと、赤貧人生を歩んでいつの間にか、家族を犠牲にした生活がン十年。

これと同じような似通った人生のお仲間が、今まで出版界にチラホラいたんですね。

私と同じ一枚漫画の魅力の呪縛から(未だに)溶けなかった(と、見受けられた)フリーランサーに、昆虫専門のイラストレーターだったり、編集者、絵本作家、デザイナーに数人いました。

同じような人生を歩んでいても、二足の草鞋ならば、貧乏神も入り込む隙間は無いと思いますね。

この方たちの方向転換は正解のようでした。

コメントを投稿

About

2014年11月07日 08:57に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「スクラップ・スケッチ・・・64」です。

次の投稿は「66・無人島彫刻家?」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35