アナログ・レコードの復権で、最近はブームが起きかかっていると、ラジオやテレビのニュースで知った。
気分転換や疲れたときなど、行きつけのリサイクルショップに立ち寄って、レコードを漁ることを密かに楽しんでいたが、ここ数年、この種のライバルが増えてきていたのを実感していた。
で、よもやと思っていたが、このブームが本格化すると、リサイクル店のレコードも値段の高騰が予想され、私の楽しみの一つが消えることを覚悟しなければならなくなった。
病で倒れる少し前、たまたま目に入ったカラヤンの10枚組レコードのボックスに100円!の名札を見てから始まった。
その後、クラシックからイージーリスニング、タンゴ、シャンソン、カンツォーネ、ジャズ、オールディーズ、落語など続々と購入、実家にまで預ける程になってしまった。
しかし、カミさんの呆れ返った顔も、そろそろ見納めになるかと思うと、残念だが、この辺が潮時なのかも知れない。