『ぼくの採点表』というタイトルで、双葉十三郎さんが書いた映画紹介の本が愛読書だった時期がある。
私の結婚当初、証券会社でアルバイト時代に、「燃えよドラゴン」というブルース・リー主演の映画が随分と話題になり、その後ブルース・リー人気も落ち着き、忘れかけていた頃、テレビで再放送を見た後で、この『ぼくの採点表』を読んだことがあった。
{映画芸術派から見ればいわゆるゲテモノと軽蔑されるジャンルの一篇だが、おトソ気分で見るにはよろしい}、と一刀両断の紹介で、妙に納得した次第。
このクツの家を見ていたら、ブルース・リー映画のイメージと同じで、異質の文字が頭にこびり付いて離れません。