2週間前に母の通院に付き添いで羽生に行った際、ついでに実家の様子を見に行ってきた。
雑草が蔓延り始めていて郵便物整理の為玄関に入った時、床にあった道具箱の中に指物師だった親のカンナ(だと思う)が目についた。
長年放置してあったようで、刃に赤錆が浮き上がっていたので持ち帰って修理することにした。
が、その後は仕事や雑用・リハビリ等で昨日まで触ることが出来なかった。
カンナ台から刃を取り出すまでが大変で、斜めに食い込んだ刃と格闘すること約10分。
サビ取りクリーナーを2〜30分付け置きして洗い終わったのが、上の写真。
刃先は左右4ミリ弱の差がある。
これを元通りにするには数日あるいは数週間か、覚悟しなければならない。
今日はこの後もう一度洗浄して、斜めになった刃を元通りにする前に、側面、裏表をグラインダーで冷やしながら微調節しなければならない。
またノミや彫刻刀を研ぐと、指先を切ってしまうという厄介な癖の方を直さなければ仕事が前に進まない。
ところで前回指の怪我で砥石を中途で放置したままであった。
カンナの修復以前に私の頭の中を先に修復するのが先のようだ。