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Be金物のボルトの締めすぎについて

自分で組み立てたBe-h@usでの経験ですが、 土台を作り始めたのは建て方の前日で、指導していただいた大工さんと友人の3人でした。 土台を取付けて大引きを組んでいったところ、非常に入りにくい部分が出てきました。 カケヤで叩いて入れて何とか納めましたが納得がいかず、調べた結果ボルトの締めすぎが原因で、金物が木部に食い込んでいる事が判りました(矢印)。かなりの部分でボルトを緩めて、取り付けのやり直しをしました。土台にアンカーボルトの穴あけを教えてくださった大工さんもVolksの経験はなく、Be-h@usは初めてでした。 この経験が役に立って、翌日の建て方では手伝っていただいた人にボルトの締め方の指示出来ましたので、問題を起す事はありませんでした。 でも、素人の集まりですから、必要ないところに柱用のほぞピンがついていたり、ボルトが1本足りなかったり・・・ いまだに問題が起きないのはBe-h@usの余裕でしょうか? 先日もボルトの締めすぎで少し話題になった現場がありました。金物工法に慣れない大工さんだったようですが、 これはBe-worksとして指導していかなければいけない問題だと認識しています。

kanagu [+]

最近のボルト締めすぎの例です

コメント (4)

yum:

nakさん
be初心者で、正常な状態というのがわからないのですが、「金物が木部に食い込んで」というのは、左の垂直な柱の円い穴が開いている部分のことでしょうか?

nak:

説明不足ですみませんでした。分かりにくかったのはyumさんだけではなかったと思います。
U字型のBe金物が右に90度回転した状態で写っていますが、このUの字の底の部分が左の土台に食い込んでいます。拡大した写真の方が分かりやすいと思います。正常な取り付けなら、金物全体の厚みが同じに見えないといけませんが、このケースでは底の部分の金物の厚みが横より薄く見えます。
1ミリ食い込んでいるとすると、大引きの両端で2ミリ短くなってしまいます。1メーターの大引きが2本たてに並ぶと4ミリの誤差が出て、もう組み立てできなくなります。工場で生産され、現場で正確に組み立てると、下げ振りもいらないと言われているBe-h@usの大切な部分だと思います。

yum:

丁寧な説明、ありがとうございます。
よく分かりました。ついでに画面に矢印を足させていただきました。

nak:

矢印は分かりやすくて良いですね。矢印が上書きできるとは知りませんでした。上書きの仕方を勉強したいと思います。

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2007年07月17日 13:11に投稿されたエントリーのページです。

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