秋山先生の事務所に打ち合わせに行ったときに、アメリカのDO-IT-YOURSELF関係の本を数冊お借りしてきた。これはその1冊である。
西部劇を見ていると、開拓者たちが砂漠の荒野に自分の家はもとより、教会を建てるシーンがよく登場しますね。SELF BUILDの原点のようなものでしょう。当時はまだ、ツーバイフォー工法ではなくティンバーフレーム工法といって、軸組工法だったようだ。
話はちょっと横道にそれるが、ジョン・フォードが監督しヘンリー・フォンダがワイアット・アープを演じた「荒野の決闘(My Darling Clementine) 」でも、ワイアット・アープとドク・ホリデイの許婚のクレメンタインが、教会のバザーでフォークダンスを踊る微笑ましいシーンがある(多分、教会のバザーというのは、元々は教会を建てるために浄財を集める手段として行ったものなんでしょう)。
二人がダンスに向かうときに、聞こえてくるのが"Shall we gather at the river?"という賛美歌。これは我々にはタヌキのキン○マの歌として馴染み深い。この歌については、私の敬愛する植物生態写真家の埴沙萠先生が大論文をお書きになっているので、是非ご覧ください。
西部劇ではないが、「野のユリ」という映画では、シドニーポワチエがやはり教会を建てるために一生懸命煉瓦を積んでいるようなシーンがありましたっけ。
まあ、とにかくこういう歴史があるので、アメリカのDO-IT-YOURSELF関係の書籍というのは、とても充実している。
このリーダース・ダイジェスト社のマニュアルは、self builderのバイブルのような本だ。イラストや写真も豊富で、これを見ているだけでも楽しい。
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コメント (4)
DIYより、狸からシャボテンへと楽しませて頂きました。
昔買ったアメリカのWorking Aloneという本は家の構造材まですべてを一人で組立てるためのアイデア・技術を書いた、アメリカらしいものでした。2x4の上り梁を一人で取付けるような作業を自分でやろうとはもちろん考えませんでしたが、一人で作業するためのヒントを得ることが出来ました。
投稿者: nak | 2007年08月10日 08:30
日時: 2007年08月10日 08:30
Amazonで調べたら、
"Working Alone: Tips & Techniques for Solo Building"というのがありました。今度買ってみようと思います。
http://www.amazon.co.jp/Working-Alone-Tips-Techniques-Building/dp/1561585459/ref=sr_1_6/249-9504221-2541939?ie=UTF8&s=english-books&qid=1186717665&sr=8-6
投稿者: yum | 2007年08月10日 12:50
日時: 2007年08月10日 12:50
雑誌Fine Homebuilding, Find Woodworkingなどを出版しているTaunton社のものです。どこまでお役に立つか分かりませんが、差し上げますので買わないでいいですよ。
投稿者: nak | 2007年08月11日 09:27
日時: 2007年08月11日 09:27
nakさま
ありがとうございます。では、お言葉に甘えまして・・・・・・
投稿者: yum | 2007年08月12日 08:48
日時: 2007年08月12日 08:48