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丸のこ

ガイド   丸のことガイド  
丸のこを使う機会は結構多いと思います。のこを持って手で切るのはなかなか大変ですが、丸のこを使うと簡単に厚い材料も、長いベニヤ板なども切ることが出来て便利です。 
ただ、買った最初の頃ははガイドを作っていなかったので、まっすぐ切れないで苦労しました。 
ベニヤなど大きなものを切るには、このようなガイド(定規)を作ると簡単です。ガイドを作るには、普通の丸のこは台の左端と刃の距離が10cmなので、板の巾を棒から両側10cm以上残せるような板を使います。まっすぐな棒がのこの台を当てるフェンスになりますので、棒を薄い板の真中に張りつけてから、丸のこで板の両側を切ると出来上がりで、片側はクランプでの位置決めに使います。 
ガイドを作るのは簡単と言いましたが、棒がまっすぐであることが大切ですので、その意味では特に長い定規を作るときは注意が必要です。また、定規としては、切りたい長さより40cmぐらい長くする必要がありますので、1.8mの合板を場合は2.2mぐらいが必要になります。 
切る深さを大きくすべく丸のこを調整すると、モータが下がり棒に当たってしまいます。棒の厚みは切れる深さに関係しますので、定規を作るときに注意された方がいいでしょう。 
 
切断用治具   切断用治具2  
材料の横切りなど短いものを切る場合は、直角に切る場合が多いのでこのような治具を作りました。小生の場合、主にデッキを作るときの材料の寸法切りに使いました。上のガイド棒と下の横棒を直角に作ればいいのですが、45度の場合は角度の精度を出すのが難しかったので、上にバリ防止用のベニヤ板をつけませんでした。 
丸のこの場合、刃の回転がのこを押しやすい方向になっているために、刃の先端は上に、刃の手前は下に回転します。これが問題なのは、先端の刃が上に向きながら材料を切断するので、切断する材料の上面にバリが出ます。この定規のベニヤ板はこのバリを抑えるのに少し役立ちます。合板などバリが出やすい材料の場合、バリを出したくなければ、裏から切らないといけません。 
丸のこ   丸のこ2  
安全カバーは絶えず刃を隠すようにしてくれますので、まだ回転しているときでも下におくことが出来、安全ですが、時々不便を感じます。この安全カバーを上にあげて止められるようにすると便利な場合がありますので、引っ掛けるための小さな木を貼付けました。作ってみたら、結果としてはずれやすく、スイッチを入れるとモーターの振動で、引っ掛けたカバーが自動的にはずれるようになりました。偶然ながら便利な装置になりました。 
丸のこの欠陥としては、のこを動かしながらほこりを撒き散らすことでしょうか、室内で使う場合は掃除が大変です。 
   

コメント (2)

yum:

以前読んだ「知的do it yourself」には、丸鋸の定規というのが出ていたので、ホームセンターに行ったときに、探しましたが適当なものが見つかりませんでした。成る程、こうやって作るわけですね。勉強になります。

nak:

近所の喫茶店の内装工事をしていた大工さんは鉄製で角度を変えられる大きな定規を持っていました。プロ用には売っているのかも知れませんが、道具を作るのも楽しみの一部でしょうか。

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2007年10月04日 09:30に投稿されたエントリーのページです。

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