素人がBe-h@usの建て方をした時の概要をベースに、素人なりに書いてみます。 詳しいことはもちろんBe-h@usの施工マニュアルにありまして、Be-worksの会員になられたらマニュアルは入手できます。 |
構造材の発注: |
家の間取りが決まった時点で伏図を作ると、構造材・金物・パネルの数量が計算され、これに基づいた見積書がメーカーから出てきますので、発注出来ます。見積り用伏図はNPOに依頼できます。 |
荷受け: |
納品されるまでに、置き場を確保しておく必要があります。私の場合は傾斜地でしたので、おき場所が少なく、届いてからの運搬も結構大変でした。 |
金物取り付け: |
伏図には金物の種類と取付け位置が出ていますので、部材ごとにボルト・ナット或いはドリフトピンで取り付けて置きます。必要なのは、ボルト・ナットを締めるレンチとドリフトピンを打つ金槌だけです。建て方の前日までにある程度完了しておけば、組立てはスムーズに進むでしょう。私の場合、建て方の当日に金物付けを始めたので、忙しかったのと、一夜漬けで翌日の金物付けの勉強をしたので大変でした。伏図というのは、すべてを上から見た状態で描いてありますので、すべてを天から見る感じで理解して、作業を進めることが出来ます。 |
土台、大引き、柱 | 2階・ロフト、これから登り梁が始まる |
組立て: |
あらかじめ土台に取付けておいたほぞパイプに柱を立てドリフトピンを打ち込む、取り付けておいた金物にドリフトピンを打ち込んだ梁をかけて、ドリフトピンを追加していくなど、伏図通りに進められます。ただし、梁高240ミリで長さ4メートルの梁は非常に重いのでクレーンがあると楽でしょう。まだぐらつく構造材の上での作業は大変ですので、脚立をたくさん使うとか、足場を組みながら組み立てるなどの工夫が必要です。私の場合は、立石工務店の皆さんに手伝っていただきました。 |
2階: |
2階を始める時に、2階の床がないと作業は大変です、特に素人にとっては。足場板+コンパネなどを用意するか、床板を仮置きしてから作業する方が進めやすいと思います。Beの床板は仕上げ用ですから、これを使う場合は傷つけないようにその上に養生をしないといけません。 |
屋根パネル | 2階 |
パネルはめ込み: |
組立てが終わるとパネルをはめ込みます。寸法は1ミリの余裕しかないので、押込むか叩き込みます。最初に四隅から入れろと聞いたような気がしますが、パネルを入れるとぐらつきがなくなり、直角が出るので安心です。実際に、下げ振りで鉛直を確認することもしませんでしたが、問題はまったくありませんでした。次は屋根の野地パネルをはめて、パネルに釘を打っておしまいです。屋根の傾斜にもよりますが、台形部分のパネルもほとんど供給されますので、壁の残りは三角形部分だけです。三角部分は、通常工場でつくるパネルはないので、9ミリの合板を外から張り、断熱材を入れて室内を仕上げることになります。 おおざっぱな作業内容を書きました。ほかに、お知りになりたいことがあれば何なりとどうぞ。アマチュアでお答え出来ない場合はお調べ致します。 |
失敗: |
柱を付けないところに、柱用のほぞパイプを取り付け(2階の写真をよく見るとみえます)、のちほどグラインダーで切断。梁をかける金物のボルト1本取り付けを忘れましたが、6年経っても2階の床は落ちておりません。 |
反省していること: |
組立てに夢中になって、写真を自分で撮らなかったことです。建て方の前には、同じ位置から組み立ての連続写真を撮ったら面白いだろうなどと考えていたのですが・・・。 |
コメント (1)
nak様
とてもわかりやすい説明、ありがとうございます。
投稿者: yum | 2007年11月07日 00:33
日時: 2007年11月07日 00:33