FineWood Workingという木工雑誌に紹介されているのを見て、一目ぼれして、3月末の発売と同時にアメリカから購入しました。見た目はビスケットジョインターに似ていますので、板をつないだり・箱などの組立てに使われているビスケットジョインターをご存知の方は分かりやすいと思います。 |
ベンチ2つでほぞの数は92でした |
ご存知のように、ほぞ取り・ほぞ穴あけは結構大変です。それも精度を出さないとほぞの意味がありませんので、大変ですが家具作りには欠かせない技術です。 テーブルソーでほぞを取り、角のみ機(借り物)を使ってほぞ穴を開けましたが、結構時間がかかり大変でした。こんな作業がいとも簡単に、しかも精密に出来る工具です。 |
ビスケットジョインターと同じように、テノンなる木部品を使って開けた穴に差し込むだけですので、一つのほぞ組を作るのに数十秒しかかかりません。ただ、テノンは買わないといけません、上の写真のような一番大きいテノン10x50が510個で$65ぐらいです。この写真はドミノのテストをしたもので、このように2本も使うことはないでしょう。 |
ドミノの面白いところは、直角でないほぞも簡単に作れることでしょう。写真のようなほぞを作ることは私には無理でしょうが、ドミノを使うと出来ますので、少し複雑な組立てにも挑戦できるかと思います。
日本でドミノジョインターはテクノトゥールズ㈱から買えますが、外国よりはるかに高いのが少し気になります。 |
コメント (3)
nakさま
噂のドミノジョインター、代理店から送られて来たビデオCDの、作業工程を見るだけでも鼻歌まじりです。しかし、見終わった後は深いため息が・・・・。
文化の違いと言い切ってはそれまでですが、どの分野においてもあちらは、道具や治具の工夫がすごいですネ。翻って大和の国は昔から道具に頼るな!との面があり、手先の器用さが裏目に出ているようです。
ジョイントに使用するテノンですが、ビスケットジョイントなどと同様に湿気を嫌うのでしょうか?保管方法は特別な容器など有るのでしょうか。
投稿者: go-shiyo | 2007年12月04日 19:27
日時: 2007年12月04日 19:27
nakさま
nakさんやgo-shiyoさんが何をそんなに興奮しているのかよく分かりませんでしたが、YouTubeの動画をみたら理由がわかりました。スゴイ!唖然!絶句!
これはまさに竹槍とB29ですね。
投稿者: yum | 2007年12月04日 20:20
日時: 2007年12月04日 20:20
go-shiyo様、 yum様、
YouTubeの動画など知りませんでしたので、どう書いたらドミノのすごさが分かっていただけるか苦心しました。やはり、動画は分かりやすいですね。
テノンの材料はBeech(ブナ)で圧縮はしてないと書いてありますので、湿度は影響しないかと思います。でもビスケットのように圧縮されたように見えますが。
これはドイツで開発され、3月末に各国で一斉発売され、只今世界中で話題になっているようです。
安く手に入れる方法をメーリングリストで提案したいと思います。
投稿者: nak | 2007年12月05日 09:30
日時: 2007年12月05日 09:30