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キッチンの引出し

キッチン   

わが家のキッチンには18個の引き出しを作りました。小さい引出し4つ以外は、重いものを入れられるようにレ ール金物を使いました。ほとんどの引き出しはランバーコアを糊付けで、重いもの入れるところは木ネジで補強しました。普通の引き出し の作り方で小さいものは作りました。

引出し1    引出し2  

一番上の物置台は、家具店で見た水屋の炊飯器台を真似たもので、冷蔵庫に物を入れる時とか料理する時の置き場を広げるためです。

流し

流しの下では、上段は流しが邪魔になって奥行きが狭くなってしまい、下段は排水管を避けて有効に使えるようにしてみましたが、引き出しにするよりも開き扉の方が作るのははるかに楽でしょう。

流しの下、上段   下段  
レールを使うと重いものにも耐えられるのでいいのですが、レールの使い方に苦労しました。使ったものは引出しと壁の間に入る厚みが13-14ミリでしたので、両側合せて27ミリにしたのですが。少し狭くなると動きが重たくなり、少し離れすぎるとレールがかけにくくなるので、結構むつかしく、十数組使っても正しい寸法が分かっていないのが実情です。解決方法がないまま書くことをお許し下さい。  

オーブンの左右

コメント (7)

yum:

nakさま

わが家の台所が「熱力学の第二法則(エントロピー増加の法則)」に身をゆだねているのに引き替え、何ときちんとかたずいていることか!!
一番上の物置き台というのは、確かに良いアイディアですね。やや、それに食洗機の下も引き出しになっているとは、すごい。
ところで、
1)nakさんのところは、シンク側と電子レンジなどが置いてある側との間の通路は、間隔が1メートル以上ありそうに見えますが、如何がですか?
2)シンクの排水口の位置はセンターでしょうか?わが家の排水口の位置は右側になっていました。センターからずらすと、シンクの下が広く使えるので、この辺のN大先生の設計の細かさは、流石だと思いました。

nak:

yum様、
有難うございます。エントロピー?を知らないとかたずく?のでしょうか。
さて、間隔がいくらあるかなと思い、図面で測りましたところ、1050ミリ。2人以上で料理しても大丈夫だそうです。
シンクは永田さんご推奨のものを使い、排水口は左寄りでした。シンクの下が広く使える?確かにそうですね、そこまで考えておられたとは、知りませんでした。

yum:

nakさま

シンクのこと、実は今回イケアのものを使おうとして、はたと気がつきました。既製のものは圧倒的にセンターのものが多いのです(少し邪魔にならないように後ろ側に窪ませてありますが)。
センターだと、引き出しをつけるにしろ、棚を作るにしろ、どうしても配管が邪魔になるんですね。

nak:

yum様、
シンクの下の引出しを考えると、左右はあまり関係なく、排水管が後ろの方が作りやすいと思います。
扉を開いて、かがんで、毎回排水管を見ることを思うと、結果的には引き出しのほうが良かったかも・・・

go-shiyo:

nakさま

スライドレールの取付けは難しそうですネ。業務で一度だけ使用した事が有ります。その時は幅20mmのやや大型のレールで、レールの上に引き出しの底を乗っける構成で設計したので、引出し側のバカ穴のクリアランスを径で3mm見て収まりました。

そんな訳でセルフでは、まだスライドレールは使った事が有りません。改めてスガツネのカタログを見てみますと、取付けの注意点としてレール側か、引出し側のどちらかで、遊びを取るよう明記されてます。なかなかピッタリの寸法は無さそうですネ。

レール取付けビスにゴムブッシュを入れて左右動を取るか、引出し側にL型のブラケットを付け引出しの底を長穴で受ける。この方が引き出しのラインが揃え易そうですネ。

私もカウンターの下を、食器入れのキャビネットとしたいので、今から研究したいと思います。

全く関係ない話ですが、シンク前の床にあるのは足マットですか?ちょっと透けて見えるのですが。

go-shiyo:

nakさま

追記します。会社に有るスガツネのカタログはボールタイプのヘビーなヤツでしたので、アトムのサイトを見てみました。
ローラタイプの物がオンラインショップに出ていました。

http://www.atomlt.com/08onlineshop/08_folder/17y/17y.htm

一般にホームセンターに出回っているのは、ローラタイプだと思います。片方の右側ガイドが開放型でここでクリアランスを取っている様です。

引出しの表の幕板?取っ手が付いている白塗りの板は組付け後の後付けでしょうか?


nak:

go-shiyo様、
解決方法有難うございます。アトムを見て分かりました。問題点の説明が悪かったようで、スライドレールの取り付け位置の精度も大切ですが、スライドレールの厚みの扱い方の問題でした。アトムでは厚さ11ミリの場合11ミリ以上取れとだけ書いてありましたが、経験から推測すると「11ミリより広く取るが、出来るだけ11ミリに近づけろ」と解釈すべきかな。
中国製のスライドレールを使ったからか、メーカーのカタログを見ようとはしていませんでしたが、考えてみるとボールペアリングがそんなに横にずれるわけはないと思います。 いずれスライドレールも紹介しましょう。
マットが透けて見える?よく見ると確かにそうですね。安いからかな?


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2007年12月16日 12:39に投稿されたエントリーのページです。

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