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壁板のコーナー

入り隅   出隅   
                       壁の入り隅              壁の出隅
壁板の横張りが設計図に指定されていたので、米松の壁板を手配しましたが、壁板がぶつかるコーナー部分をどのように納めるのか詳細がありませんでした。N設計室の永田さんにお願いして、この納まりを教わりました。 出隅・入り隅と言う言葉はこのとき初めて知りました。 
入り隅サンプル   出隅サンプル  
このようにコーナーにたてに入れる木部品を米松で作り、壁板張りを始めました。この木部品をコーナーに入れると、納まりが良く、板の切り方に精度が出なくて多少の隙間が開いても、違和感がなく見えるのが特徴です。ちなみに、壁板の厚みは11ミリでした。

コメント (6)

yum:

nakさま

出隅のこの縦の溝は、美意識の他に何か意味があるのでしょうか?

nak:

yum様、
出隅の溝は、たて部品と板との隙間が出来たときに隙間が目立たないようにするのが目的だろうと思います。

yum:

nakさま

このコーナーの部品も、ルーターでお作りになったのでしょうか?

nak:

yum様、
ルーターでも出来ますが、当時はまだルーター台を使いこなしていなかったので、真四角に削った物をテーブルソーで加工しました。ルーターの方が仕上がりが良いかと思いますが、この場合加工した部分のほとんどが見えなくなってしまいます。

go-shiyo:

yumさま、nakさま、そして皆様へ 

nkaさんの投稿が有ると、いつも氏の喧々山房へリンクを掛けるのです。それは、どの場所かを探る為!今回の壁板横張りも改めて見ると相当な面積で御苦労が忍ばれます。と言うのは一般的な感想で、大いに楽しまれたのですネ。
出隅の縦スキマも、板どうしの上下スキマとマッチしている感がします。

私のもうひとつの趣味に鉄道模型が有ります。一定のスペースに鉄道車輌と風景を作り込むもので一般的にレイアウトと呼ばれます。
この世界で最も有名なレイアウトとして、アメリカのジョンアレン氏のG&D鉄道があります。後年単行本も発行されて全貌が明らかになりましたが、趣味誌に投稿されていた時期は、数カットが有るのみで全体の構成は読者が連想し空想したものでした。後に氏が語る事として、一度に全容を公開すると興味が半減してしまう!様は小出しにした方が長く興味を持ってもらえるとの事でした。

家についても、住宅雑誌やインターネット上のこれらの紹介記事を拝見すると、ジョンアレン氏の言葉がいつもオーバラップします。でもやっぱり見たいよネ。

話は壁板に戻しまして、真空管アンプ(これ自体にも興味が有りますが)の上あたりに、Be金具のワッシャーだけが顔を出してる部分が有りますが、穴を開けて有るとすれば、実に上手く開けたものですネ。

今年ももう数時間で暮れて行きます 皆様方には色々お世話になりました。来る年も宜しくお願い申し上げます。

nak:

go-shiyo様、
よくご覧頂いているようで、恐縮です、少し恥ずかしいですが。 言われてみると、出し惜しみのまま終わったほうが、魅力的かもしれませんね。
壁に出ているBeのボルトは隠す予定でしたが、まだいい案が浮かびません。写真ではきれいに見えるかもしれませんが、いずれ隠すつもりで板を張っていますので、近くで見るとそのようには参りません。
何か書こうとしても適当な写真がなくて、少しイライラする時があります。出隅・入り隅もそのために写真を撮れば良かったのですが出来ず、ごめんなさい。

皆様、いいお年をお迎えください。

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2007年12月29日 08:00に投稿されたエントリーのページです。

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