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お地蔵さんの柱

お正月に墓参りに行ったときに、素晴らしいものを見つけた。

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お地蔵さんの屋根を支える柱が見事に継いである。なんという継ぎ方なのだろうか。秋山先生あたりは、詳しそうですね。
こんなところに目がいったのも、実は我が家の北ベランダの柱がアリにやられて交換したからだ。これについては、また、日を改めてupします。

 

コメント (7)

go-shiyo:

yumさま

凄いですネ!木工誌の継ぎ手見本のようです。ここまで手を掛けると、あっさりと柱そのものを交換しそうなものですが、何か拘りでも?
柱が2本というのも、スマートですネ。

yum:

go-shiyoさま

仰るように柱が二本しかないので、私も全取っ替えの方がずっと楽だと思うのですが・・・・・・
う〜む、ワザを見せたかったのですかね。

aki:

何か遠くから声がしたので来てみました。

「腰掛け大栓継ぎ」あるいは「追掛け大栓継ぎ」というのではないかと思います。
通常、梁や桁につかわれる継ぎ方ですが、柱に使われるのは珍しい(私の不勉強故かと思いますが)と思います。

http://www.yonago-k.ac.jp/Archi/HomePage/H8LAB/IWASA/setugou.html

この上屋の補修を依頼された大工が自らの技を示してみたのでしょう(と思います)。

yum:

早耳のaki先生、早速ありがとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

>通常、梁や桁につかわれる継ぎ方ですが、柱に使われるのは珍しい・・・

リンク先の米子高専のぺーじにも「 力学的に優れ、曲げを受ける材の継手に適している。土台、敷き桁、軒桁、胴差し、小屋梁、棟木などに使用される。」とあります。
ですから、大工さん、新年に向けて、一発パフォーマンスをやっちゃったみたいですね。

通りがかりですが「金輪継ぎ」ですね。追かけ大栓の親戚ですが、軸方向に移動して継ぐのが特徴です。古い民家などの柱修理にはよく使われていますよ。

yum:

kazuhikoさま

はじめまして。コメントありがとうございます。「金輪継ぎ」で検索したら色々出てきました。栓があるところからしても確かですね。

nak:

すごい技術ですね。集成材・金物工法の時代でもまだ使われているのですか。金輪継ぎを見せていただき、一度チャレンジしてみたい気持ちですが、用途が見つかりません。

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2008年01月04日 15:34に投稿されたエントリーのページです。

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