実際に浴槽の位置を決めるには吊り上げ用の木部品が邪魔になりましたので、今度はロープで吊って最後は定位置に降ろしました。
運賃節約のため、あらゆるINAX製品を一度に買ったまでは良かったのですが、浴槽を搬入する時期・経路を考えていなかったのが失敗でした。でも、吊上げてみると、一人で浴槽を揚げ降ろし出来たので、初めて扱う浴槽の実物サイズを何度も降ろして確認し、誤差なく作業が出来たのはよかったかと思います。浴槽を自分で設置される方にはお勧めできる方式です。
ロープで吊って位置を出しやすく | 水を流してテスト |
浴槽の位置を設計図通りの高さで進めていくと、下のコンクリートとの間には浴槽からの排水管を取付ける余裕がないことが分かりました。そこで、浴槽からの排水はコンクリートの上を流れて、排水口へ流れるようにしました。従って、浴槽周りの木部をすべて防水しないといけませんでした。浴槽の下に排水管が使えればかなり手間が違ったろうと思います。このあたりの詳細設計も大切かと思います。
定位置に設置 | 次はモルタル・タイル |
コメント (5)
nakさま
「ここまでやられると困ります。 左官屋より」というコメントが、そのうちくるのではないでしょうか。脱帽です。
個人レベルで使える「吊り揚げチェーン」なんてものがあるのでしょうか?
それと、お風呂場の窓は透明ガラスですが、ブラインドでもしているのでしょうか?
投稿者: yum | 2008年01月10日 21:43
日時: 2008年01月10日 21:43
yumさま、
おほめいただくほどのものではありませんで、失敗を回復させるための苦肉の策でした。
吊上げチェーンは手で操作する安いものでジョイフル本田でも売っている思います。一人で木こりをやっているときに、木の倒れる方向をコントロールするために買ったもので、長さは1mです。
お風呂のガラスは透明でブラインドもありません。誰か覗いてほしいと思っているのですが、誰も・・・
投稿者: nak | 2008年01月11日 17:17
日時: 2008年01月11日 17:17
nkaさま
当方の計画では、下半分のハーフユニットバスを考えています。ですからここまで大工事には成らないと楽観視してますが、どうなる事やら。
自宅の新築時に注意深く観察してたのですが、コンクリートの枠が出来た後に、かなりの量の砂が入れられたと思いきや、アット言う間に浴槽が入り、タイルが張られて詳細は不明でした。こんな配管になっているのですか!
いつも入浴しながら、タイルと浴槽のコーキングから水が入ったら、何処へ行くのか気になっていたのですが、こんな二重底になっていると安心ですネ。
浴槽のエプロン部分から繋がる所や、立ち上がり部に張られているのは防水シートでしょうか?
元旦の夜明け前に、引き継ぎが終わって山を越えて来た、猪に会いました。彼の言うことには、ナントカ山房の風呂を覗いたと申しておりました。何を見たと聞くとニタリとして足早に立ち去って行きました。
投稿者: go-shiyo | 2008年01月11日 23:13
日時: 2008年01月11日 23:13
go-shiyoさま、
排水管で処理すれば、こんなに手間はかかりませんので、やはり計画・設計の問題かと思います。
コンクリートをハツッて排水管を埋めることは出来なかったのですが、設計どおりの位置関係を守ることにこだわったために、こんな排水方式になってしまいました。
猪?鹿なら時々来てくれますが。
投稿者: nak | 2008年01月12日 09:09
日時: 2008年01月12日 09:09
go-shiyoさま、
ご質問を忘れてました、浴室すべてに防水シートを使っています。グレーのシートはモルタルが接着しやすいものです。
投稿者: nak | 2008年01月12日 09:22
日時: 2008年01月12日 09:22