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ダイニングテーブル(4)

下塗り   サンドペーパーかけ  
  ポリウレタン1回塗りにサンドペーパーかけ始め   全体がムラムラ

あとは塗装だけだと、簡単に考えていたのですが、塗装で大変なトラブルがありました。
上板は少し暗い色にしてから、ポリウレタンを塗ろうと水性のオーク色で染め、つや消しポリウレタンを一回塗りました。
2回目を塗る前に、塗料メーカーの推奨どおり#150のサンドペーパーをかけてみると、下塗りの色にむらが出てきました。原因は下塗りがなぜかポリウレタンに染み込んでいることと、表面が平らに仕上がっていないことのようです。
サンドペーパーでむらをなくそうと努力しましたが、結局はダメでしたので、塗装を全部はがし、出来るだけ平らに仕上げるしかなくなりました。

オーク色に染めようとしたのは、足にポリウレタンを塗ってみると、木の目による色の差が出て、薄いところと暗いところの差が大きくなり、余り見た目がよくないことに気付いたからでした。これは堅木の特色なのでしょうか。

塗装済みの足  

足に透明のポリウレタンをかけると、色にこんな差が出た。
足の下にあるのが未塗装の上板です、透明を塗るだけでこんなに色が変わってきました。


手前の小さいのが染めのサンプルです。染め方をいろいろ変えて、ポリウレタンを塗り、テストしました。 

今年は雪が多く、デッキの上に屋根から落ちた雪が1メートル以上ありました。これを取り除き、デッキでの作業を始めました。

3月9日   3月11日  
  デッキの雪よけに2日かかり   ようやく外へ

サンダー終了  

電動ベルトサンダーでの作業の問題点は、サンダーを目と平行に動かさないといけないことと、サンダーを往復させる時に8の字を描くとサンダーの動きが停滞した部分が少し深く削られていた事でした。


今回は木目に平行にサンダーを移動させ、また注意深くVの字型に往復させることで解消できました。 

 

下地染め済み   完了  
  下地を染めました、少し黄色く見えますが、   塗ると良い色になり、ようやく完了

オーク色を4倍に薄めたものを塗り、ポリウレタンをかけましたが、今度はサンドペーパをかけないで2回目、3回目の塗装をかけました。


塗料について分かったことは、つや消しポリウレタン塗料は、つや消し剤が沈殿するので缶から出す前によく混ぜることが必要だったのですが、まったく知りませんでした。結果、つや消しなのにキッチン台などにつやが出てしまいました。今回は事前に、メーカーに使い方を教えてもらったので、よく混ぜて目的通りつや消しになりました。
今まで使っていた硬化剤を混ぜる2液型ポリウレタンは、温度にも少し強くキッチン台などに向いていたのですが、ラッカーシンナーを使わないといけません。そのために乾燥が速く塗装がむつかしかったのですが、今回の1液型はペイントシンナーを使うので、あわてなくて良く、この点は楽でした。


塗料屋で買う時に使い方を良く聞いておかないといけませんでした。塗料缶に使い方の説明はまったくなく、メーカーに電話して教えてもらいましたが、説明書は作ってないそうです。
素人が塗料屋で買うのがいけないのでしょうか。ホームセンターでポリウレタンが見つからないのはなぜでしょうか。

コメント (2)

yum:

nakさま

大きくて重いテーブルなので、やり直しは大変だったのではないでしょうか。ウレタン塗料を選んだのは、やはりコーティングがしっかりしていて防水性が良いからでしょうか?

ところで、nakさんの愛読書のfine wood workingのサイトに、oil and wax finishingというビデオがありますが、このシリーズのビデオなかなか見ていて楽しいですよ。

nak:

yumさま、
確かではありませんが、ポリウレタンは傷つきにくく、温度にも強いと聞いていました。プラスチックなので、人体にもやさしいと、最近聞きました。

ビデオの件、有難う御座います。雑誌の講読だけで、ビデオは見たことがありませんので、勉強させていただきます。

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2008年04月25日 12:00に投稿されたエントリーのページです。

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