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赤ゲラ

戸袋  

戸袋の入口がこんなことになっていました。

赤ゲラ以外にこんないたずらをすることはないでしょう。

これだけかと思ったら、 

西側  

西側の軒天の穴、拡大すれば見えると思います。

南にはOMダクトがあるので、少し遠いですが西壁の北寄りに補修のための穴をあけました。 

2001年、外壁を始める直前に、黒塗りは赤ゲラが好むのでやめた方が良いと言われました。驚いて周りの人に聞きましたが、皆さんそんなことは聞いたことがないとのことで、予定通り黒にしました。
最近shinさんからやはり黒は危ないとのお話があり、赤ゲラが来やすい2階の板張りには、板の下に薄い鉄板を張る方式があり、赤ゲラがつっつくと鉄板が響くので赤ゲラが来なくなると聞きました。

赤ゲラはキツツキの一種で頭と尾の一部が赤い鳥で、時々庭で見たことがあります。

y-h@us  

Y-h@usを見学に行ったところ、外壁はキシラデのシルバーグレイなのに、たくさん傷あとがあり、中にはこのように丸い穴があけられていて、驚きでした。 これも、赤ゲラでしょう。
(これは木表張りですね。)


わが家では、戸袋の角を少しやられたぐらいで、赤ゲラには大丈夫と思っていましたが、見学にご一緒したしたSさんが我が家の軒天に丸い穴を発見。
やられたのは、黒く塗った軒天の炭カル板で、それも西と東の軒天に1個づつ、他人事ではありません。 

取りあえず、蜂が巣を作ったりするのでいそいで穴をふさがないといけませんが、今後の対策も考えないとまた穴をあけられることもあるかなど考えて、まずは点検補修口を作ることにしました

東側外壁   外側ベニヤ  

穴をあけたあと、壁板2枚を使って蓋を作り、

落とさないように持ち手をつけ、いつでも覗けます。

室内側にベニヤ板で封をしました。

更に室内側は発泡スチロールと内装ベニヤがあります。

  
東側の穴   ステンレス  

丸いきれいな穴の大きさは約6センチ、

巣作りを考えたのでしょうか。

0.5ミリのステンレス板を同じ色に塗って貼り付けました。

最後に取りあえずの対策としてCDをぶら下げました。

 

コメント (4)

yum:

nakさま

アカゲラ君、やってくれますね。立木に穴をあけるより楽なんでしょうか。
榛名はアカゲラは分かりませんが、以前は夏から秋にかけて蜂が巣を作るので脅威でした。

go-shiyo:

nakさま

姿かたちは可愛い鳥ですが、やることはエゲツナイですネ。早めに対処され、スズメバチのペントハウスに成らずで、一安心です。

写真を拝見して分からぬ点があり、質問いたします。点検口を開けたロフト部分の内壁面は、なんとなく理解できるのですけど、外側の杉板も内側からきれいに開けられたのですか?また、その杉板部分を含めてスッポリと、嵌め込む蓋をお作りになったのでしょうか?

だとすれば、スパイ大作戦みたいでスゴイ!

nak:

yumさま、
蜂でしたら、当方も経験豊かです。戸袋・軒下・庇のしたなどに5-6個の巣が出来まして、時々室内にも入って来ますが、防ぎようがありません。

nak:

go-shiyoさま、
外壁を切るのは簡単ですが、構造を思い出すのは大変でした。
2枚の杉板の裏側にベニヤを張って一体にしたもので、最初に取り掛かった西側は、新しい杉板で作ったものです。
二つ目の東は、うまく杉板を切り取ることが出来、そのまま蓋にすることが出来ました。
外から見ると遠いですので、あまり目立たないかと思います。

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2008年05月07日 08:00に投稿されたエントリーのページです。

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