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白ボンド、右の黄色いのが速乾タイプ | 雑誌記事 |
最近堅木を使うようになって、白ボンドでは接着力があまり良くないことから、レゾルシノールを使っていました。レゾルシノールは堅木にもいいのですが、ホルムアルデヒド問題から、あまり売られてなく一般には入手し難いものです。
そんな中で、Fine WoodWorkingというアメリカの木工雑誌で、接着剤テストの記事がありました。
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テストは大学付属の研究所で、 | テスト結果 |
テストの材料はもみじ・オーク・イペの3種類で、ほぞは、ゆるい・ぴったり・きついの3段階、写真のようなほぞ組みを作り、破壊される圧力を測定しています。結構精密な比較テストで、結果として注目されたのがタイトボンドIIIでした。
タイトボンドはほぞがゆるくても結構な強度が出ることと、アメリカで耐水性の一番高い基準に合格している一液タイプの接着剤です。
玄関の堅木の床板張りも、踏むと接着がはがれていましたが、タイトボンドを使うことでどうやら解決したようです。
耐水性はなくても堅木に向いているボンドを探しているのですが、どこのメーカーも堅木に強いとの表示はしないようで、なかなかはっきりしたものは見つかりません。タイトボンドIIはそれほど耐水性はありませんが、少し安くて接着力は良いようですので、これから仕入れようと思っています。
コメント (10)
nak さま
これまた輸入すると、送料が高くつくのでしょうね。日本だとここが一番安いらしいです。
http://yoneyazaimokuten.com/shop/index.cgi?type=list&cateno=00010
投稿者: yum | 2008年05月14日 09:20
日時: 2008年05月14日 09:20
yumさま、
量にもよるでしょうが、少しまとまると、日本での金額の半分ぐらいで買えると期待していますので、いずれ買ってみようと思います。
投稿者: nak | 2008年05月14日 18:57
日時: 2008年05月14日 18:57
nak さま
結論から申せば、手配されるときはお仲間に、加えて下さい。
ずっーと、コニシの木工ボンドを使ってきました。いわゆる白ボンドですネ。特に強度が不足で困った経験はありませんでした。
しかし一番の欠点は、かなり神経質にはみ出したボンドを、水を付けた歯ブラシなどで擦り落とさないと、ニスやオイル仕上げなどの塗料が乗らなくて白く浮き出る事です。やむなく隠ぺい性の塗料で塗り直した経験があります。
このタイトボンドは、その辺りの事はどうなのでしょうか?気になるところです。
投稿者: go-shiyo | 2008年05月14日 21:41
日時: 2008年05月14日 21:41
go-shiyoさま、
了解しました、買う時には声をかけましょう。
タイトボンドは水性ですので、はみ出たものは、ぬらした布で拭いています。塗装に影響はないように思っておりますが、多分それほど気を使っていないからでしょうね。
投稿者: nak | 2008年05月15日 13:07
日時: 2008年05月15日 13:07
nakさま
このfine wood workingの企画なかなかいいですね。ちゃんとデータをして語らしめるというところが。fine wood workingにお願いして、passive solar全比較なんてのをやってもらいたいところです。
接着剤プロジェクトやるときは、また、メーリングリストをご活用ください。
投稿者: yum | 2008年05月15日 22:19
日時: 2008年05月15日 22:19
yumさま、
この雑誌も以前は商品のデータを並べるだけでしたが、今はBest overallとか Best valueなどの評価をつけるようになり、それだけまじめに分析しているようです。
日本にもこんな評価を発表できる雑誌社があるといいですね。
接着剤プロジェクト了解いたしました。
投稿者: nak | 2008年05月16日 10:01
日時: 2008年05月16日 10:01
ありがとう御座います。主成分などは不明ですが、取扱いなどはそんなに大差ないのかも知れません。
メーリングリストをお待ちいたします。
試験結果を公表することは、やはりその出版会社に信頼性が無いと意味がないのでしょう!
日本では暮しの手帖が有名でした。私しの場合は結果そのものよりも、内部構造などが分かる事は面白かったです。
雑誌「室内」の有名家具を壊して見るも、タメになりましたが、結果は血にも肉にも成りませんでした。
今となっては、両誌とも存在しないのが残念です。
結果を数値化することは、分かりやすい反面危険も伴います。接着材の性能試験にしても、せん断方向や剥離方向に得意不得意があると思います。そのあたりも明らかにして総合判断をする必要があるでしょう。
試験結果を一方的に判断しないで上手く運用すれば良いのでは、と思います。
投稿者: go-shiyo | 2008年05月17日 11:54
日時: 2008年05月17日 11:54
暮しの手帖は、現存しておりました。2か月に一度の刊行で、今年で60周年だそうです。大変失礼いたしました。
投稿者: go-shiyo | 2008年05月31日 20:23
日時: 2008年05月31日 20:23
titebondIIIは結構いいですよ。
ただ早く乾きすぎる気がします。
乾燥すると茶色くなり、白ボンド同様色はのりません。
http://www.kagubarn.com/diy-titebond3.htm
とか、
http://www.nidoco.co.jp/v4/seihin/goos.html
とか、
http://www.artisansspirits.com/glue/yellowglue.html
とかで購入できそうです。
投稿者: arc | 2008年06月04日 17:07
日時: 2008年06月04日 17:07
arcさま、
有難うございます。インターネットでもTitebond III は評判がいいですね。
Titebond II に時間が長いもの(確か14分)が出ていますので、耐水性をあまり要求しないなら、使いやすそうです。
投稿者: nak | 2008年06月04日 18:55
日時: 2008年06月04日 18:55