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スウェーデンの家具職人

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たまたま本屋で見つけて、こんな本を買いました。


読んでみると、スウェーデンでは職人を養成する学校が確立されていて、厳しい職人試験もある、その上家具製作・デザインの学部が国立大学にあるそうで、日本とはかなり違うようです。
読んでいて面白かったのは、著者須藤生さんの技術の高さ、技術・美観へのこだわりがすごいことです。

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日本の職人養成と違って、スウェーデンでは美術に関する教育と営業目的の訓練にも重点を置いているようです。日本では脱サラで木工を始める人は多いのですが、結局職業として成り立たないケースが多いと聞いています。これはデザインする能力と、物を売る力がないからだと思います。
素人でも、デザイン能力の必要性を痛感している者にとっては、デザイン出来ないことは悩ましい話で・・・
ホームページには写真のきれいなブログもあります。

 

コメント (4)

yum:

nakさま

デザイン力の無いアマチュアとしては、あとはアイディアで勝負!というか楽しんでしまえば良いのではないでしょうか。
nakさんのアイディアには、いつも感心しています。

go-shiyo:

nakさま

あちらは、職人の社会的地位も高いし、プライドも持っている気がします。デザイナーも一種の職人技であり、こちらも一部の有名デザイナー以外は、地位もプライドも無いように見えます。

そもそも、デザインとは表面を取り繕うことと理解されているようであり、アルミサッシに木目をデザインするように事が進んでいるようです。本当はアルミの質感をデザインする事なのにネ。

山房も永田さんの設計が優れているとは言え、現場ではつじつまの合わぬことも有ったと想像します。臨機応変にまとめ上げるnakさんの、デザイン技量もなかなかのものだと、思っています...けど。

家具、期待しております。

nak:

yumさま、

アイデアで勝負ですか、出来るのは物まねかな?
でも、頑張ってみます。

nak:

go-shiyoさま、
臨機応変というか、いいかげんにやったことはたくさんありますが、意匠デザイン能力は疑問ですね。
アルミサッシ・樹脂サッシが木目調のサッシを作るのは、彼らも木の良さを認めていることで、木製サッシメーカーにとっては良い事です。

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2008年06月18日 12:56に投稿されたエントリーのページです。

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