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基礎工事 4 (天端ならし)

生コンを入れて立ち上げた基礎の上部は、まだ完全に水平になっていない。これをモルタルで水平に仕上げる作業を、天端(てんば)ならしというのだそうだ。「アンカーボルトの適切な敷設」と並んで、序盤で大切な工程だ。
金ごてでモルタルを均していく方法もあるが、最近はセルフレベリングといって、天端レベラーとか基礎レベラーという専用のモルタルを流し込んで水平を出す方法がよく使われているようだ。その工程は上図のようになる。

 

 




水平の精度を出すためには、準備段階の作業が大切だ。レベラーの水平面を出すのに役立つのが天端釘というものだ。これと専用調整ドライバーを組み合わせて、水準器でみながらレベルを出していく。







天端くぎの上面に合わせて、レベラーを流していけば、精度の高い水平面が得られるというわけだ。ただし、レベラーの強度は生コンに比べて小さいので、「塗りの厚さは1~5mmと出来るだけ薄くします」とbe-h@usマニュアルには書いてある。


拙ブログにも基礎について書きましたので、そちらもご参照ください。



コメント (5)

go-shiyo:

yumさま

レベラーなるもの、Be-の施工マニュアルで初めて知り、そのネーミングから最初はモルタルだとは分かりませんでした。天端釘の調整もこのようにするのは、ビデオで見ると実に分かり易いです。アングルなどのうまささも勿論あります。

こうなれば、完成までライブ中継をお願いしたいくらいですヨ。

nak:

天端くぎを使うなど知りませんで、技術がすごく発達していることに驚きです。レベルの精度を心配しなくて良い工法ですね。

建築の精度を上げるには、ビデオを撮ることが大切、と言いたいほど要所をとらえたビデオ。これからも、楽しませて頂きます。

yum:

go-shiyoさま、nakさま

お褒めにあずかり光栄であります。
工務店からもらったスケジュールには今日から建て方と書いてあったのに、行ってみたら予定が1日繰り上がっていてガックリ。基礎の出来上がりと、土台をつけるところを見たかったのに!!
やはり、nozさんのようにテントに住み込まないとだめですね。

nak:

yumさま、
雨で遅れそうだと聞いていましたが、逆に早くなったりして、工程は予定通りにはいかず、困りますね。

kassさんと同じ工務店だそうで、Be-worksとして人は出しませんでした。すみません。

私はあなたが欲しい、我々はセルフレベリング工場です

+86 18600022329

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2008年06月25日 20:54に投稿されたエントリーのページです。

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