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Be-window その2

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 Be-windowは四周のアングルを、付属のビスで躯体に留めて取り付ける仕組みになっている。

nakさんのホームページには、「窓の取り付けってこんなに簡単なの!」との印象がかかれていたが、今回はパネルの耳をノコで切り落としたり、壁パネルをはずしたりと、結構苦戦していた。
その辺を検証してみようと思う

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Be-h@usマニュアルのp.35には開口部バターンの例のひとつとして、このような図が載っている(左図)。右側が実際に取り付けられたBe-window.

このwindowを取り付ける際にうまく入らず、OPS-0313というパネルを一度外してから窓を入れ、その上からパネルをはめるということを行っていた。何故そんなことになるのか、理由がよく分からなかったが、左の図と右の実際の写真を比べると、OS-13というパーツが無いのが分かる。 だから、パネルが入った状態で窓を取り付けようとすると、取り付け用のアングルとパネルの耳が重なってしまい、そのまま耳の上に取り付ければ左側が浮いてしまうわけだ。

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 これは、窓の左右のアップだ。右側はきちんと柱にアングルが留めてあるが、左側はOS-13に留めないで、単にパネルの耳を後からかぶせて留めてあるようだ。耳の厚さは数ミリしかないので、こんなもんできちんと留まるものなのだろうか。

また、Be-h@usマニュアルp.49防水テープという項目には
「アルミアングル(25mm)を覆い隠せる幅の気密防水テープ(RAテープなど)を用いてサッシの下、横、上の順序で貼っていきます。その上に透湿防水シートを被せます」 とある。となると、また壁パネルを外すことになるのだが・・・・・・ 最近はテープやシートは省略なのかな。

 

 

コメント (6)

go-shiyo:

yumさま

なんと!コメントしようか...?言葉が見当たりませんが、内側からはどのような状況なのでしょうか?

kazuhiko:

yumさん

現場は室内には入れないのでしょうか?OS-13(12)を使ってないのならまずいですね。窓の1辺がフラフラですし、室内から窓のアルミアングルが見えてるはずですから、そんなことはないでしょう。
有っても0S-13に窓が留まってないならそれもまずいでしょう。
巾が狭い窓の問題なのですが、OS-13(12)は巾が36mmしかないので柱と留まりしろが違うのです。なので、一パネルの耳をアングルの分切り落として納めるか、二窓廻りにぐるっと9mm構造用合板を打ってから窓を納めるかだと思います。ここらはその後の仕上げや窓の位置(前後)をどうしたいかで変えて良いと思います。この例の場合第三の方法とも考えられますが、パネルが浮くので(実際は気密パッキンが有る)気密性がちゃんととれているか?です。
防水テープは貼る順番さえ間違わなければこれでも可能ではと私は考えますが。
いつものように設計者に相談です!

OS-13を幅広くすれば良いのでしょうが、そのままになっています。45mmくらいにしても結論はほぼ同じなのです。そうかといって柱と同寸等は見た目に酷いしオーバースペックですし留め方にも悩みます。

yum:

go-shiyoさま、kazuhikoさま

外壁用の杉板を100枚以上塗ったあとだったので、朦朧としてつい中を見てくるのを忘れました。今週再度確認してきます。

ところで、「Be-windowは、躯体とのクリアランスが3mmの精度」と書いてありますが、その3mmのクリアランスをパッキンによって機密性を保っているということなんでしょうか。防水テープを貼る順序も大切ということは、パッキン+防水テープということでしょうね。

nak:

yumさま、

Be-h@usマニュアルは推奨される施工法に付いての記載もありますので、マニュアル通りにするかどうかは工務店の責任です。どのように防水工事をするかは、工務店によって違うかと思います。

マニュアルは工務店向けに作られたもので、セルフビルダーを意識して作ったものではありませんので、その意味でも改定の必要があります。Be-worksに余裕が出来ればいずれ改定されると思いますので、問題点をどんどん出していただくのが良いと思います。

しばらく静かにしていましたが、これからもまた書かせていただきます。

yum:

nakさま

お久しぶりです。
>マニュアル通りにするかどうかは工務店の責任です。どのように防水工事をするかは、工務店によって違うかと思います。

幸か不幸か、余り優秀な工務店に当たらなかったので、防水工事に限らず、家の出来不出来が工務店に大きく依存するなということをひしひしと感じております。

また、今の家の作り方のシステムだと、「建て方」のところは複数の人数でやりますが、あとの所は大工に丸投げしてポチポチと作っていくというのが一般的なようです。

そして、その大工の管理をきちんとしているかというと、とても満足すべきものとは言えません(この辺は追々実例をあげて説明しますが・・・・・・)。

となると、self-builderたる者、スポック博士の"Trust yourself.You know more than you think you do."という言葉を信じて、頑張っていくよりないかなとも思っています。

nak:

yumさま、

知的self-builderなら当然分かることが多いと思います。これを施主が監理しなければいけないとすると、おかしな話ですが、取りあえず気付いたことはすぐに言うべきでしょうね。

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2008年08月05日 12:05に投稿されたエントリーのページです。

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