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Be-h@usの配線を考える その1

 電気配線は、通常は建築作業のごく早期の段階に電気屋に入ってもらって、Fケーブルがとぐろをまくこととなるのだが、家ができあがった段階で、あ〜ここにもコンセントを出しておくのだったと、後悔の腐食に耐えねばならなくなることが良くある。

Be-h@uは「あらわし構造」で基本的に天井がないので、より配線が大変だ。天井がないから、床や壁を利用して醜い配線を隠すことになる。Beの外壁パネルは、もういじることができないので、あきらめるしかないが、内壁パネルは写真の右の壁のようにネジ止めしておくことをおすすめする(通常は左のように、釘を打たれてしまう)。

 

wiring02   wiring03

写真左が壁を剥がした状態、右が配線の途中

我が家の場合は、幸か不幸か工務店の段取りが悪くて、もう仕上げの段階になって、配線をしようと思っても壁が外せず、せっかく貼った壁を剥がすことになった。最近は金槌など使わず、エアーツールで釘を打ち込んであるので、釘抜きでは簡単に釘がぬけず、壁を剥がすといっても大変だ。大工がやるのをみていたら、釘締めで逆に釘を打ち込んで剥がしていた。

壁の中の配線も床から出してこようとすると、土台に穴を開けたりしなくてはならないので、なかなかやっかいだ。Beのシステムとして何か良い方法は無いものだろうか。

また、せっかく床下を点検できるように60センチ近く開けたのに、もう給水・排水の配管でジャングル状態で、車のついた板で移動するのは不可能であった。なんだか映画の「大脱走」を思い出してしまった。


コメント (2)

go-shiyo:

yumさま

我が計画も、具体的な配線•配管計画に入って来ました。今日、現地で電柱の位置などを再確認して来たところです。どの位置にスマートポールやスマートポールまがいを立てれば良いか、図面では判断しきれない三次元的な雰囲気を感じて来ました。

配線は間仕切りパネル内と、収納部内のパイプシャフトを通す予定です。ネジで固定するのは後々のメンテナンスには良いアイディアですネ、だだ体力壁には規定の釘と間隔があると思うので、実断面積の小さいネジではどうなんだろう?と、疑問が残ります。
我が計画でも特殊な窓配置があるので、当方の死後パネルの改造がしやすいように、一部のパネルはスクリューネジ止めにしたい所ですが、専門的にはどうなんでしょう。

床下配線•配管も床下に吊るす型式で計画しないと、線でウジャウジャになってしまうのですネ、学習します。

yum:

go-shiyoさま

今から電気の計画をしておけば大丈夫でしょう。どうしても、電気や給排水関係は、後回しにされがちで、おまけに水道屋や電気屋におまかせにしたあげくにできあがってから文句をいうなんてことは良くあることです。

電気、給排水、そして今ならIT系の配線もきちんと出来ていなければ、家だって只の箱にすぎません。

特にBeの場合は、よりきちんとデザインしなければいけないなあ・・・・・・というのが現在、ほとんど出来上がってしまった段階で、床下にもぐり壁を剥がし悪戦苦闘している私の実感であります。

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2008年10月13日 10:58に投稿されたエントリーのページです。

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