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ビスケットで本棚

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ビスケットといってもお菓子のビスケットではない。以前紹介したことのあるビスケット・ジョイナーのことだ。

2階の吹き抜けのところが柵も何も無くて落ちそうなので、ビスケットを使って本棚を作った。
長さ3m、奥行き300mm、高さは階段の側板の高さに合わせて900mmとした。棚の高さは本の大きさにあわせて、上から208mm、270mm、320mm(図面はgoogle sketchupで作成)。

天板は1枚の板でやりたかったが、余っていたシナランバーコアを利用したので、8尺のところでつないである(矢印)。

 

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本は重いので、1つの棚あたり片側で3カ所ビスケットを使用した。
全部で150カ所くらい穴を開けるので、墨付けに時間を要したが、穴を開ける作業自体は一カ所10秒程度だ。
ビスケット・ジョイナーの本を見ると、棚をT字型に組むものしか出ていないが、今回は24mmのランバーコアを縦板に使って、十字状に組んでしまった。ビスケットの大きさが60x25.4mmだから、24mm厚だとぎりぎりだが、テストピースで試してみたら何とかなった。

 

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スリットにビスケットを入れ接着剤を付けて手早く組み立てる。

 

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最初は、床に寝かせて組み立てていたが、

 

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クランプを両側から入れて締め付けないと接着面が浮いてしまうので、立てて組み立てていった。

ビスケットのスロットはある程度アソビがあるので、接着する際は直角を確認しながらクランプで締め付けていく。プラスチックハンマーで叩いた位ではうまく修正できないので、縦方向、横方向にクランプが大活躍である。

 

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本棚の裏側は吹き抜けなので、本が落ちないように、裏側にも板を貼って完成。

 

コメント (2)

yumさま

いやー!もう手慣れたものですネ
落ちない先の本棚ですか...大事です。

ドミノなどと比べると、長手方向に多少の調整がきくので、精神的に楽でしょうネ。

ところで、床などには固定されているのでしょうか?

yum:

go-shiyoさま

実は手慣れていなくて、板継ぎ以外でビスケットジョイナーを使ったのは今回が初めてです。

結構アバウトなところが気に入っています。

本棚は両脇の柱に固定しました。

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2009年08月24日 00:43に投稿されたエントリーのページです。

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