今、アメリカでは、元NASAのインド人研究者K.R. Sridharが開発した、Bloom Boxと呼ばれる燃料電池が次世代のエネルギー源として注目されている。セルだけなら手のひらに載るサイズのもの1個か2個で、家庭の全ての電力がまかなえるからだ。しかもクリーンなエネルギー。
かつてコンピュータが、大型コンピュータの集中処理からミニコン/パソコンの分散処理に変わったように、電力が送電によるものから各家庭での自家発電に変わる可能性があるのだ。
米CBSの人気ニュース番組60 Minutesで、その夢のエネルギー革命について紹介している。
紹介に当たっては、賛成意見だけでなくきちんと批判的な意見も取り入れていて、どこかの国の一方的な報道を行うマスコミとは異なり、報道の基本のような番組だ。
現在、すでにgoogleやeBayなどで試験運用されている。今のところ70〜80万ドル(6千3百万〜7千2百万円)するが、将来的には3千ドル(27万円)程度まで値段を下げたいとのことだ。
日本語の説明はこちら
http://jp.techcrunch.com/archives/20100222bloom-energy-boxes/
http://wiredvision.jp/blog/kanellos/201002/201002241329.html