Car Interior Bloggie Panorama (Unwarped) from Golan Levin on Vimeo.
パノラマ写真というのは、広大な風景を写すときにカメラをパンしてパチパチと撮った写真を貼り合わせたものだ(糊とハサミでやったり、コンピュータで合成したりの違いはあるが)。
それから類推してパノラマビデオというのもパンして撮るのか、そうすると時間差が出るし、数台のカメラで撮ったビデオを合成するのも大変だし・・・・・・と思っていたら、何と言うことはない、魚眼レンズでとったビデオをソフトウエアで極座標→直交座標変換して表示するのだそうだ。
というと頭が痛くなりそうなので、現物をみていただくとすぐ分かる。
Car Interior Bloggie Panorama from Golan Levin on Vimeo.
このパノラマビデオの元映像は、こんな魚眼レンズで撮った360度の映像なんですね。sonyのブロッギーという2万円くらいのカメラでこんなことが出来てしまうというのはなかなか愉快だ(ちゃんとしたパノラマビデオというのは、とても高価なものらしい)。
ただし、カメラに付属しているソフトはwindows用のものしかないので、Golan Levin氏がmac osx用にオープンソースのソフトを開発してしまったとのことだ。
パノラマビデオはすでにCNNでハイチの地震被災地の撮影に使われているが、何だかぐるりと見ていると酔ってしまいそうだ。
今のところ、ちょっと思いつく使い道は、サッカーの試合の撮影くらいしかないが、sonyのブロッギーの登場でこれからどんなとんでもない使い方が出てくるか楽しみだ。