薪ストーブをがんがん焚いても部屋の温度は27〜28度、天井付近で30度前後である。この空気をサーキュレーターで動かしても、寒冷地では家全体を暖めるのには十分とはいえない。
ストーブの煙突の周りはもっと高温になっているので、これをうまくコントロールして床下暖房に利用してやろうというのが今回のプロジェクトの狙いだ。
いきなりストーブの廃熱を床下にぶち込んで、火事になってもこまるので、
1)廃熱取り出し装置試作 2)温度のチェック 3)床上での配管 4)床下への導入という順序で実験していこうと思う。
1)廃熱取り出し装置試作
煙突から熱を取り出すのに二重煙突を買って利用しようかとか鉄板を曲げてチェンバーをつくろうかとか考えたのだが、とりあえず燃えないゴミで捨てようと思っていたキシラデコールの一斗缶を利用してみることにした。
まずは缶切りで上面をくりぬき、側面にフランジ用の穴などを開けてから、焚き火をして塗料分を入念に燃やした。
ストーブの煙突を外して外側にかぶせたところ。フランジは150mmφのものを利用(これも換気扇用のものを流用)。
正面から見ると、こんな感じだ。右側面にみえるのは、煙突のダンパーを調節するつまみ。
フランジにアルミのダクトを被せてダクトを上向きに持ってみると、暖かい空気が上がってくる。ちょっと期待が持てそうだが、今日はここで時間切れ。
来週は空気をダクトファンで引っ張って、温度範囲がどの程度になるものなのか実験してみようと思う。
コメント (4)
yumさま
興味ある題材です!その2に期待いたします。
と、言いつつも?
ホンマ製作所訪問記 その2が、未だに実現していない我が身では、ありますけども!ね。
投稿者: go-shiyo | 2010年11月30日 23:16
日時: 2010年11月30日 23:16
go-shiyoさま
これが簡単にできるようになると、「薪ストーブは家の中心に設置すべし」という呪縛から解き放たれると思うんです。
「ホンマ製作所訪問記 その2」に期待している人はイッパイいるんです。
お暇が無いようでしたら、写真と文章をお送り下されば、こちらでupいたしますが・・・・・・(FTPで写真upしないと枚数が多くなると結構しんどいですからね)
投稿者: yum | 2010年12月01日 09:20
日時: 2010年12月01日 09:20
yumさま、お気づかいありがとう御座います。
期待されると萎縮する性格ですから...大変です。
実は、7月23日にパソコンのハードディスクが突然!認知症になりました。そのため作業記録の写真の内、3月20日までのバックアップ以降のモノが、スッキリと無くなってしまったのです。
作業工程的には、給排水の地中配管埋設工事、基礎の外周U字溝やら外構工事など、近いところでは、Beの資材搬入当日の写真が全て消えてしまいまして、その中にホンマ製作所訪問の写真も含まれていたのです。
その2では、煙突関係の展示品のことや、有名ストーブメーカ品を扱う専門店に対しての、ホンマ製作所のスタンスなどなど、お聞きした事に触れるつもりでしたが、写真が無いと新聞の三面記事みたいで...その様な訳でそのご報告が出来なかったのです。
ホンマ製作所に関しては、再訪問したい気持ちはあるのですが?
投稿者: go-shiyo | 2010年12月01日 21:22
日時: 2010年12月01日 21:22
go-shiyoさま
そのうちセルフビルダーズで、ホンマ製作所ツアーでも企画しますかね。
投稿者: yum | 2010年12月02日 20:37
日時: 2010年12月02日 20:37