アメリカでも省エネの観点から来年の1月から今までのタングステン電球は消え去る運命にある。しかし何事にも州の権利が強いかの地では、「アメリカ人のいいところは、自分で決めたことを自由に選べるってことさ」「テキサスの電球に干渉するんじゃねえや」と反旗を翻しているというから面白い。終わりの方で、「旦那、いい電球がありますぜ」とブラックマーケットでタングステン電球が売られているところが笑えますね。
さて、翻って我が国では今月でアナログ放送が終わってデジタル放送に移行する。コンピュータとテレビの融合で新しい世界が拓けるとかいっていたが、一般の人はそんな使い方をする人は殆どいない。メーカーと電気屋はもうかっただろうが、今までのアナログテレビの廃棄料は結局ユーザーに転嫁され夥しい量の廃棄物が発生する。
おまけにNHKは図に乗って、コンピュータをインターネットに接続してテレビを観ていると思われる家庭からも視聴料を搾取しようと狙っている。なかなか愉快なことになってきた。