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雨樋プロジェクト その1

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我が山荘の屋根の西端には、現在雨樋の代わりに幕板(雨止め)がついていて、幕板と屋根との間隔は110mmくらいしかない。幕板は金具でかなり頑丈に固定されているので、これを取り外すのはなかなか厄介だ。設計の佐賀井氏に相談すると、「幕板を取らなくても、その下に130mmの大型雨樋がつくでしょう」といううれしいアドバイスをいただいた。

 

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雨樋はインターネットで発注してから時間がかかるので、まずは排水管から着手。
竪樋は呼び径75のものを使うので、排水管もVU75のものを使うことにした。ところが竪樋は外径/内径 73.7/71.5mmに対し、VU75は 89/83mm その下のVU65は 76/71と帯に短しタスキに長しなのである。しょうがないのでVU75にVU65用の異径継手をつけて、竪樋を少し長めに挿入することにした。

近所のホームセンターに行くと、VU75には4mで1200円のものと再生管といって800円のものがある。今回は雨樋の水しか流さないので再生管に決定。

雨樋から4mくらいの位置にトイレの排水管があるので、最初はそこにつなごうと思ったのだが、そうすると雨水の放射能を含んだ水が浄化槽に入ることになる。ゆくゆくは浄化槽中の汚泥も汚染されることになるので、直接側溝までパイプを伸ばすことにする。田舎は浄化槽の家が多いから、そのうち放射能を帯びた汚泥処理が問題になってくるだろう。

家の西端から側溝までは20m近くある。排水管を土を掘って埋めようとしたが、もうカチンカチンの凍土状態でシャベルでは歯がたたない。雨樋は野ざらしだからというので、えいやっと排水管も傾斜をつけてそのまま地上を引っ張ってしまった。

 

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排水管の出口はこんな感じ。来年の春から危なくてドブ掃除なんてできないなあ。
かくして各市町村の下水処理場の汚泥は放射能まみれになる。これから先、日本はどうなるのだろう。

 

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2011年12月21日 09:37に投稿されたエントリーのページです。

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