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先週カメラを忘れたのでupできなかった不凍栓工事のレポートだ。 今回は赤丸で囲んだ浸透マスが大きな改善の部分だ。メーカーでこういう製品が出ているということは、やはり不凍栓排水部からの水抜けが悪くて凍るものがあったということではないだろうか。 |
浸透マスといっても別に大した仕掛けのものではなく、穴あきの塩ビケースを逆さまに伏せたもの。浸透マスの中はガランドウなので、水抜けが良いわけだ。さらにその上にカバーを被せて浸透マスの上部の穴がふさがらないようになっている。 |
これが浸透マスの上に給水エルボを載せたところ。
ここで、水抜けの具合をチェック。スムースに水抜きができている。
浸透マスのカバーを被せ、その上を更にポリエチレンのフィルムで覆い、土が入らないようにする。
排水パイプを配管し流しをつけて完成。
水道の蛇口も耐寒カランといって底部の膨らみがなく平らになっている(矢印)。水が貯まる要素を無くして凍らないように工夫してある。
さて、3月12日の朝は車のドアが凍って開かないほどの寒さになったが、不凍栓からは水が元気よく飛び出してくる。やはり不凍栓下部からの水抜けが悪くて凍るという推論は正しかったようだ。不凍栓は凍らないから不凍栓なのである。