今日は晴れだが屋根に雪が積もっているので、OMソーラーは働かないだろうと思っていたら8時半をすぎた頃からファンが動き出した。棟温度は19度。
あれっ、雪の厚さを通しても太陽熱は届くのか、と思って2階のベランダにハシゴをかけて屋根の様子を見てみる。手前の部分の雪を少しかいてみたが、屋根一面に雪が張り付いていてOMの受光面は見えない。
少しでもOMの受光面を出してやろうと思って、屋根の雪を更にかいてもう少し高く登ってみると、OMのいちばん棟に近い部分が少し顔を出している。
ご近所の屋根を見回してみると、やはり棟から雪が無くなっているようだ。屋根には傾斜があるから、溶けた雪が少しづつ重力の作用でずり落ちるのだろう。
勾配の急な屋根は、単位重量当たりのずり落ちる力のベクトルが大きくなるから、当然雪がずり落ちるのが速い。あとは屋根の素材の摩擦係数も関係しているようだ。OMのパネルのガラスは摩擦係数が小さいからずり落ちるのが速いのだろう。
我が家のお向かいの家の屋根はアスファルトシングルなので摩擦係数が大きく、棟からほとんど雪が落ちていない(北面というファクターもあるが)。屋根に開けた天窓だけはガラス面なので、その部分だけ雪がずり落ちていますね。「屋根の雪は棟から無くなる」ということを改めて確認した一日でありました。